冬の光熱費を少しでも抑えるために、石油ストーブの利用を検討される方は多いです。
そこで今回は、実際に石油ストーブを購入し、燃費を調べることにしました。
この記事では、石油ストーブ一時間当たりの燃費、燃費を安くする方法をご紹介します。
石油ストーブの燃費が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
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近年では、電気ストーブが広く普及しており、石油ストーブを使用する頻度が減ってきています。
そのため、石油ストーブがどれくらいの燃費を消費しているのか、想像しづらいかと思います。
そこで実際に石油ストーブを購入し、燃費の消費量について調べてみました。
まず今回、私が購入をした石油ストーブの特徴からご紹介します。
CORONA社の石油ストーブで、中心で燃えるタイプの対流型、型番はSL-6623です。
今回使用したSL-6623というモデルは、
上記の部屋の広さに適しており、おおよそリビング・ダイニング・キッチンを含めた広範囲を網羅する大きめのサイズなります。
それでは、実際の燃費について見ていきましょう。
石油ストーブを1時間使用した際の燃費について調べてみました。
まずは、灯油を満タンに入れます。
そこから1時間、こちらの写真のように中火の火力で熱してみました。
すると・・・
灯油が満タンの状態から1時間ほど石油ストーブを使用し続けた結果がこちらです。
満タンのメモリから約1メモリ弱減少していました。
今回使用してた石油ストーブCORONA SL-6623は、灯油を満タンまで入れると7リットルまで入ります。
このことから、1メモリが約1.5リットルであることがわかります。
今回の実験で1メモリに満たないほどの量が減っていたので、おおよそ1時間で約1.4リットル消費されたと言えるでしょう。
今回の実験結果を参考に、石油ストーブの燃費をお金で換算してみました。
なお、石油の価格は経済産業による石油の販売価格を参考にしており、1リットルあたり112円で計算しています。
石油ストーブ1時間あたりの燃費
今回使用した「コロナ石油ストーブ(型番はSL-6623)」の場合、燃費の消費量は1時間あたり約156.8円ということが分かりました。
石油ストーブの燃費は、製品やモデルによって大きく異なります。
今回使用した石油ストーブは、戸建17畳までの広さ(LDKを含めた広さ)に対応しているため、比較的大きいサイズでした。
少しでも石油ストーブの燃費を安くするには、部屋の広さに合わせてサイズを選ぶことがポイントになります。
一般的な部屋の広さで、一部屋を暖める目的で使用するなら、
これらのサイズが適しています。
数あるなかでもおすすめなのは、こちらのトヨトミ石油ストーブです。レトロなデザインで人気が高く、燃費の良いサイズです。
超小型で燃費が良い!
また、キャンプでの用途や軽さを重視するなら、PASECOの小型石油ストーブがおすすめです。
持ち運びできる軽さが特徴的で、タンク容量は5.3ℓ、燃焼時間18時間とかなりハイスペックです。
軽いのに温かさ長持ち!
どちらの石油ストーブもキャンプにも適しているため、幅広い用途で使用できます。
燃費を安く抑えるためには、部屋の大きさや使う目的に合わせて、石油ストーブのサイズを選ぶのがポイントです。
他の種類もご覧になりたい方は、こちらから一覧でご確認いただけます。
今回は、石油ストーブを実際に使った経験をもとに1時間当たりの燃費をご紹介しました。
ご紹介した燃費はあくまでも一例にすぎず、石油ストーブのサイズによって燃費は大きく変化することをご了承ください。
この記事が、石油ストーブの購入を迷っている方に少しでもお役に立てると嬉しいです。
また、ほかの記事では石油ストーブで料理をしてみたり、使い方を写真付きで解説している記事なども挙げておりますので、ぜひあわせてご覧ください。
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今回使用した石油ストーブ
石油ストーブの使い方が難しそう…と感じていませんか?
実はわたしも、石油ストーブを購入するか悩んだ際に使い方が面倒なイメージがありました。
しかし実際に使ってみると、慣れてしまえばそれほど苦になりません。
そこで今回は、コロナ石油ストーブの使い方を写真付きで分かりやすく解説します。
石油ストーブの使い方がわかりますので、ぜひ参考にしてください。
目次 開く
ここからは、コロナ石油ストーブの使い方を写真付きでご紹介します。
今回使用したのは、こちらの石油ストーブです。
こちらは対流式のため、中心に燃料部分があります。
炎の燃えている様子を中心の窓から見ることができ、インテリアとしてもおしゃれな石油ストーブで気に入っています。
石油ストーブは灯油を扱うため、万が一に備えた道具があると安心です。
私が普段使うアイテムをまとめましたので、お役に立てたら嬉しいです。
あると便利なアイテム
灯油タンクの容量が大きと重くて運びづらいので、持ち運びをサポートしてくれるローラー付きの運び台があるとさらに便利です。
こちらのポリタンクなら、灯油ポンプを収納するスペースも付いているため片付けがとても楽です。
灯油タンクは、ビビットな赤やオレンジ色と目立つものが多いです。
人目が気にならないインテリアとしてもおしゃれなデザインを求める方は、シックな3色から選べるこちらがおすすめです。
また、給油中に灯油がこぼれてしまうこともあるため、厚手のハンカチや新聞紙を用意し、薄手のゴム手袋を着用しておくと安心です。
それでは実際に、写真付きでコロナ石油ストーブの使い方を見ていきましょう。
まずは、灯油を給油口から入れます。
灯油を入れる際は、給油ポンプを使います。
手動の給油ポンプよりも電動式のほうが断然早く、時間も手間もストレスも軽減されるのでおすすめです。
左下のレバーをカチッと音がするまで下に押します。
中央のレバーを右に全開に回します。
最後まで回し切ると止まり、それ以上は回らなくなります。
中途半端に回してしまうと、異常燃焼の原因にもなるのでしっかり最後まで回してくださいね。
「点火」と書かれたオレンジ色のレバーを一度で下に押します。
レバーを押す長さは2~3秒ほどでOKです。
何度も下に押したり長く押しすぎると、不燃の原因となるので危険です。
私も過去に、レバーを長く押しすぎたため黒い煙が立ち上り、部屋中に異臭が充満して危険を感じました。
押す際のポイントは、次にご紹介する「手順5」の小さい窓からのぞいて、オレンジの炎がついたら手を放すことです。レバーはゆっくりと離してくださいね。
小さな窓を開け、中のつまみを指でつまみ、左右に動かして皿がズレていないかを確認します。
燃焼筒がズレていると、異常燃焼の原因となり火事につながるので注意が必要です。
中のつまみは、石油が燃焼してもすぐには熱くなりませんので、素手で触っても問題ありません。
炎が大きくなり過ぎると、燃費が悪くなるだけでなく、空気中の酸素の消費量も増えて危険です。
そのため、使用中の炎が大きい場合には、中央のレバーを「消化」の方向へ軽く左に回して火を弱めます。
中央の円盤から炎が出すぎないぐらいが目安です。
ただし、炎が極端に小さすぎると不燃の原因になるので、少しずつ調節をするようにします。
消化する方法は、とても簡単です。
中央のボリュームをゆっくりと左に回し切るだけでOKです。
徐々に炎が弱まり、数分後には完全に火が消化されます。
「ガス料金をもっと安くしたい」とお考えの方は、こちらから比較ができますので、ぜひご利用ください。
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スイッチ一つで電源が入る電気ストーブと比べて、石油ストーブの使い方は手順は多いように感じるかもしれません。
しかし、何度も使用して慣れた今では、それほど苦に感じていません。
電気を使わないからこそ災害時に役立つと考えると、使い方に慣れるメリットも大きいと言えるでしょう。
こまかい注意点などもありますので、記事だけでなくあわせて取扱説明書も確認してみてくださいね。
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今回使用した石油ストーブ
石油ストーブの熱を活用して、調理をすることが可能です。
ガスや電気を使用しないため、光熱費を節約しながら調理ができる一石二鳥の使い方です。
今回は、石油ストーブを実際に購入して料理をしたものをブログにまとめました。
石油ストーブに向いているレシピだけでなく、おすすめしない失敗レシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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災害時に備えて、石油ストーブでさまざまな料理を試してみました。
石油ストーブでの調理は、思ったよりも簡単で気軽にできることが分かりました。
今回使用したのは、こちらのCORONA対流型石油ストーブです。
それでは、石油ストーブのレシピを見ていきましょう!
石油ストーブでパンを作ることができます。
発酵させたパン生地をオーブンで焼く代わりに、石油ストーブで代用してみました。
近年電気料金が高くなっていますので、電気代をかけずに、石油ストーブで部屋を暖めながらパンが作れたら一石二鳥です。
石油ストーブでパンを焼くと、調理器具によってはパンが焼けている様子を間近で見ることもできます。
おすすめの鍋は、こちらのHARIOステンレス鍋です。
石油ストーブでも使えるステンレス製であり、蓋が透明なので中を見ることができます。
また、取っ手の部分もステンレス製のため、石油ストーブの熱で溶ける心配をする必要がありません。
これからご紹介するレシピにも活用できますので、ぜひ参考にされてみてください。
石油ストーブで作るりんごのコンポートは、とても美味しいのでぜひお試しいただきたいです。
石油ストーブで熱するとじっくり素材に火が入るため、甘みの強いとろっとした濃厚なコンポートに仕上がります。
上の写真のように、鍋にサツマイモと一緒に入れる場合は必ず水を入れてください。撮影時は水を入れ忘れたため、サツマイモが丸焦げになる大失敗をしました…!
リンゴをアルミホイルに包んで焼く方法もありますが、個人的にあまりおすすめできません。
アルミホイルで包んだリンゴを石油ストーブにそのまま置くと、リンゴは水分の多い果物のため中の汁があふれ出やすく焦げ付きの原因となってしまうからです。
リンゴの甘い汁は石油ストーブに焦げ付いた後も落ちにくく、掃除が大変でした…
石油ストーブに深さのある鍋などを置き、その中にリンゴを入れると汁が直接つかないのでおすすめです。
また、丸々りんごを温めると、中から高温の汁が出る危険も考えられます。
丸ごと火を入れる際は、こちらの芯抜きで中心に穴を開けておくと破裂を防げます。
りんごの芯抜きが楽になる!
石油ストーブで焼き芋がつくれます。
石油ストーブの火がじっくりと通るため、とても柔らかくて濃厚で甘い焼き芋になります。
焼き芋を作るために電子レンジやコンロを使うと、それだけ電気料金ががかかってしまいますよね。
その点、部屋を暖めるついでに焼き芋をつくれば節約にもなるので、前向きに楽しめるかと思います。
鍋で蒸す場合は、水分がないと焦げて危険ですので、必ず水を入れてください。
焼き加減を見るために串などで焼き芋に穴を開けてしまうと、そこから出る汁が焦げ付きの原因になります。
また、空けた穴から熱や水分が逃げてしまい、美味しさが落ちる原因にもなります。
そのため、最低でも1時間は穴をあけずに焼くことをおすすめします。
何度も何度も焼き加減を試し、1時間は待った方が良いことが分かりました。
ただし、火入れの時間は石油ストーブの火力や大きさにもよります。
不安な場合は、水分がこぼれても安心な鍋を使うと良いでしょう。
石油ストーブでは、シチューやカレーなどの煮物料理も温められます。
じっくりと火が入るので、野菜の繊維が崩れて美味しく、ほろほろな料理に仕上がると感じています。
ただし、煮物料理のデメリットは吹きこぼれやすいこと。
石油ストーブの焦げ付きの原因にもなり掃除が大変です。
吹きこぼれを防ぐ対策として、
などの工夫が必要です。
石油ストーブで一から料理をすと、火力が弱いために量が多いほど時間がかかります。
そのため、はじめから石油ストーブだけで料理をせず、焼く・炒めるなどの煮込むまでの過程をキッチンで済ませておくことがポイントです。
また、充分に温められた鍋を石油ストーブに乗せると、中火程度の火力で火を入れ続けてくれるので、ほどよい煮込み加減になります。(今回使用したCORONA SL-6623の場合)
石油ストーブのうえにアルミホイルまたはフライパンを置き、その上に市販のパンを乗せて2分~4分ほど熱すると、表面がカリッと焼けます。
トースターで焼くだけでなく、石油ストーブでも本格的な焼き具合を味わえます。
部屋を暖めるついでに、クセになる一品が仕上がりますので、ぜひ試してみてくださいね。
石油ストーブの上に網を乗せて焼くと、パンの粉が飛び散ってしまい焦げの原因になります。
そのため、パンくずを落とさないために
の順番に石油ストーブに乗せ、下にパンくずが落ちない状態で焼くことをおすすめします。
パンは数分であっという間に焼けます。
目を離すことなく、時々表面を触ったりひっくり返したりしながら、焼き具合を確認されてみてください。
料理とは言えませんが、お湯を沸かすことも可能です。
災害時などに電気やガスが使えない時のために覚えておきたいところです。
また、石油ストーブを部屋で焚くと空気が乾燥しやすくなりますが、
水を張った鍋を置いて蓋をせずに蒸気が逃げるようにしておくと、部屋の乾燥を防ぐ効果にもなります。
石油ストーブを使ってさまざまな料理をためしてみましたが、なかには失敗をした料理もありました。
「柿をオーブンなどで温めると美味しい」と聞いて石油ストーブでも試してみたところ、恐ろしいほどに美味しくありませんでした…
皮を剥いた柿でも試してみましたが、苦い上に渋みも強く、食べられませんでした。
そもそも柔らかい柿に、石油ストーブの強い火力で熱が入るため、食感が崩れてアクのような成分も出てしまったようです…
試しに何度かチャレンジしましたが、皮つきで焼いたら紫色の汁が出てしまい、皮なしでは食感が崩れてしまい、どれも苦くて美味しくありませんでした。
美味しく作る方法があるのかもしれませんが、私の経験では上手に火を入れられなかったことをブログで共有させていただきます。
石油ストーブで湯煎(ゆせん)は不向きでした。
暖かいストーブの近くで、牛乳や豆乳などのお湯以外の飲み物がいつでも飲めたら嬉しいと思っていたのですが、失敗に終わります。
失敗の原因には、
などが挙げられ、とても不便でした。
直接、石油ストーブの上で耐熱性のコップでお湯を沸かすのは良いのですが、「湯煎」は不向きであることが分かりました。
石油ストーブで調理をする過程で、液体などが本体に付くと汚れの原因になります。
また、ストーブの表面に直接鍋などを置いてしまうと、接触面が黒く焦げることもあります。
そこで石油ストーブの焦げ付きを少しでも防ぐには、インナーネットを使うのがおすすめです。
もしも焦げ付いてしまった場合には、こちらのクレンザーを使うとキレイに落とせます。
こちらの多目的クレンザーですが、100円ショップでも販売しています!ちなみに私は、ダイソーとセリアで購入しました。
焦げ付いた汚れは食器用洗剤では落ちにくいため、万が一に備えてクレンザーを一つ用意しておくと安心です。
このブログでは、石油ストーブを使ったおすすめレシピをご紹介しました。
実際に石油ストーブで調理を行い、おすすめできない不向きなレシピも載せています。
石油ストーブは使い方によって可能性が無限大に広がります。
もしもの災害時などに備えて、石油ストーブでのレシピを色々と試してみると安心です。
他の石油ストーブの記事もおすすめですので、ぜひあわせてご覧ください。
今回使用した石油ストーブ
灯油を原動力に暖まる石油ストーブ。
電気を一切使わない石油ストーブは、災害時でも活躍します。
そんな石油ストーブで人気が高いのは、株式会社コロナが提供するおしゃれな石油ストーブ。
実際にコロナの石油ストーブを購入したので、良かった点・悪かった点の口コミをまとめました。
石油ストーブのご購入を迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
電気を一切使わずに、部屋を暖められる石油ストーブ。
今回、実際に私が購入したのは、こちらのSLシリーズの石油ストーブです。
レトロなデザインが人気を集め、現代でも多くのユーザーに愛されています。
しかし実際に利用するとなると
「実用性はある?」
「デメリットも知っておきたい」
と気になりますよね。
そこでコロナ石油ストーブを使用した体験談をもとに、石油ストーブのメリット・デメリットの口コミをまとめました。
石油ストーブを選ぶ際のポイントが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
まずは、石油ストーブを使用して良かったと感じるメリットからご紹介します。
SLシリーズのコロナ石油ストーブは、丸いフレームのため優しい雰囲気が感じられます。
白を基調としているため部屋のインテリアとしても馴染み、全体が明るくなるように感じました。
シンプルなデザインなので、テイストを問わずどんな部屋にも合わせやすいのも特徴です。
対流型の石油ストーブは、中心で燃えた暖かい空気が上へと移動します。
そのため、部屋全体があたたまりやすく、パワーの大きいモデルほど温まるスピードは早いです。
石油ストーブを1~2時間ほど使用するだけで、充分な暖かさを感じています。
短時間でもしっかりと温まるため、寒い冬には重宝しています。
こちらの石油ストーブ専用のファンを取り付ければ、より効率よく部屋全体を暖めることも可能です。
近年上昇している電気料金ですが、少しでも安く抑えるために石油ストーブを代用することもできます。
電気料金のような毎月一定額を支払う利用料(固定費)がかからないのも魅力です。
しかし、石油ストーブの製品や使用時間によっては、逆にコストが高くなるケースもあります。
実際の燃費の目安はこちらの記事でまとめていますので、電気代を安く済ませたい方はぜひお読みください。
石油ストーブでは、熱を使って料理をすることも可能です(※メーカーによる推奨はありません)
部屋を暖めるついでに料理もできるため、ガスや電気代をかけずに料理ができるメリットがあります。
また、災害時でもガスや電気を使わずに調理ができるので、いざという時に役に立ちます。
これまでに、パンを焼いたり、焼き芋や林檎のコンポートを作ったりと、さまざまな活用法を試してきました。
レシピはこちらの記事でご紹介していますので、あわせてご覧ください。
コロナの石油ストーブは、部屋の広さに合わせてサイズを選べるのも魅力です。
今回使用したSLシリーズには、こちらの2つのサイズから選べます。
(出典:株式会社コロナ)
一部屋を暖めるにぴったりな13畳用、LDKを網羅するなら17畳用がおすすめです。
部屋のサイズに合わせたモデルが用意されているため、環境に合う石油ストーブが見つけやすいと言えるでしょう。
魅力的なコロナ石油ストーブですが、デメリットもあります。
数年に一度の大きな買い物ですので、購入後に後悔しないためにもデメリットも確認しておきましょう。
石油ストーブの一番のデメリットは、灯油が切れたらその都度足す必要があることです。
電気ストーブの場合はコンセントを挿すだけでいつでも電源が付いて温風が出ますが、石油ストーブはそうはいきません。
石油ストーブを使うまでに、ガソリンスタンドなどで灯油を買う→石油タンクの給油口から給油をする、という手間がかかります。
私は毎回給油するのが面倒なので、電気ストーブと併用をして灯油の消費量を抑えています。
たとえば、しっかり部屋を暖めたい時には石油ストーブを使い、少しだけ暖めたい時には電気ストーブと、使い分けるのもおすすめです。
ちなみに電気ストーブはこちらを使っています。省エネECOモード機能があり、持ち運びも軽いので使いやすいと感じています。
対流型の石油ストーブ全般に言えることですが、温かい熱は上空へと流れる傾向があります。
そのため吹き抜けの間取りであったり、足元を暖めたい場合には不向きと言えます。
そのような時は、風を部屋全体に送ることができるストーブファンの活用がおすすめです。
石油ストーブの天板に設置ができるアルミニウムの素材なので、熱で溶ける心配はありません。
明るい色のデザインであるほど、石油ストーブでの調理後の汚れが目立ちやすいこともデメリットに挙げられます。
石油ストーブのヒーター部分は高温になるため、料理の汚れが付くと焦げてしまい、その汚れを落とすのが厄介です。
こびりついた汚れを取ろうと強くこすると、塗装が剥げてしまい、余計に目立ってしまった経験があります。
何度もこすると塗装が剥がれ落ちる傾向があるため、タワシなどの硬い素材を使用する際には注意が必要です。
簡単に汚れを落とすには、色々と試したなかでこちらの多目的クレンザーを活用するのが一番良かったです。
こちらの多目的クレンザーですが、100円ショップでも販売していました!ちなみに私は、ダイソーとセリアで購入しました。
石油ストーブは高温になるため、小さなお子さんやペットを飼っているご家庭では、特に注意が必要です。
本体のまわりには火傷防止の柵はありますが、上の鉄板には何もないため手を触れるのは危険です。
石油ストーブでの事故を防ぐために、周囲を守ってくれるストーブガードがあります。
こちらは、コロナ石油ストーブ専用のサイズのストーブガードです。上部には焼き芋やヤカンなどを置いて暖められるスペースもある優れものです♪
石油ストーブ内で燃えている火が安定するまでに、数分かかります。
はじめは弱い火で燃え、数分後には火力が強まるため、不完全燃焼を防ぎ燃費を良くするために強さを調節する必要があります。
燃える勢いが強いと、灯油の消費量が増えるだけでなく、一酸化炭素の消費量が増えて危険です。
実際の石油ストーブ使い方は、こちらの記事で写真付きで解説していますので、あわせてご覧ください。
石油ストーブのデメリットも挙げましたが、総合的に見て私はメリットの方が多いと感じています。
この理由は、石油ストーブは電気を一切使わないため、災害時にも役立てられるからです。
電気やガスがない場合にも、部屋を暖め料理を可能にしてくれます。
万が一の場合に備えて、石油ストーブを一つ持っておくと安心感に繋がるでしょう。
今回は、コロナ石油ストーブを実際に購入し、メリット・デメリットの口コミをまとめました。
慣れないうちは料理をして鉄板を焦がしたり、火加減が難しく一酸化炭素が出たりと失敗をしました。
しかし今では、石油ストーブで部屋を効率よく暖めながら、料理をしたり洗濯物を乾かしたりと、大活躍です。
この記事が、コロナ石油ストーブの購入を考えていらっしゃる方の参考になりましたら嬉しいです。
石油ストーブにまつわる記事を記事内でご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
今回使用した石油ストーブ