石油ストーブを使用して光熱費が節約されるのか、気になりますよね。
そこで今回は、実際に石油ストーブと電気ストーブを購入し、燃費にどれくらいの差が出るのか調べました。
石油ストーブ1時間あたりの燃費も詳しくまとめましたので、石油ストーブの購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
燃費はどれくらい?実際に使ってわかった石油ストーブの燃費
現代では電気ストーブが一般的に普及しており、石油ストーブを使う頻度は減ってきています。
そのため、石油ストーブがどれくらいの燃費を消費しているのか想像しづらいですよね。
そこで実際に石油ストーブを購入し、燃費を調べてみましたので、参考にしてください。
検証した石油ストーブの条件
まずは、今回使用した石油ストーブの条件をまとめておきます。
▽使用した石油ストーブ:CORONA SL
▽暖房に適応した範囲
- 木造(戸建)17畳までOK
- コンクリート(集合)23畳までOK
それでは、燃費をみていきましょう。
石油ストーブ1時間あたりの燃費は約1.3リットル
灯油が満タンの状態から1時間ほど石油ストーブをつけてみた結果がこちらです。
もともと灯油の容量が7リットル入る石油ストーブですが、1時間ほどで約1メモリ弱減少していました。
このことから、石油ストーブを1時間使用すると、灯油が約1.3リットルほど消費されていることが分かります。
石油ストーブの燃費をお金に変えると1時間約132円
今回の例を参考に、石油ストーブの燃費をお金で換算してみました。
灯油1リットル110円、1時間の燃費1.2リットルと仮定した場合はこちら。
【石油ストーブ1時間あたりの燃費】
- 1時間の燃費は約132円
- 2時間の燃費は約264円
- 3時間の燃費は約396円
石油ストーブの燃費を見ると、長時間の使用でコストが大きくなることが予想されます。
気になったので、電気ストーブの燃費も確認してみました。
電気ストーブは1日8時間使用して約216円だった
石油ストーブと比較して電気ストーブは、電気代が1日8時間使用して約216円でした!
▽比較した電気ストーブ
価格で見ると、圧倒的に電気ストーブの方がコストパフォーマンスが良いことが分かります。
こちらの電気ストーブには、ECOモードが付いており消費電力を調整する機能もあります。
また、タイマー機能や首振り機能など、石油ストーブにはない機能が電気ストーブについている点も特徴的です。
石油ストーブのサイズによって燃費は異なる
今回の検証から「電気ストーブの方が燃費が良い」と感じられますが、実際は石油ストーブのサイズによって燃費が異なるので注意が必要です。
今回使用した石油ストーブは、一軒家向けのタイプであるため大きいめのサイズでした。
したがって、燃費もそれだけ大きく、1時間あたりのコストもかかります。
一方で、小型の石油ストーブであれば、それだけ1時間あたりの燃費が減り、灯油の費用も安く済ませられるでしょう。
▽小型でおすすめの石油ストーブ
石油ストーブには、石油ストーブならではの良さもあります。
石油ストーブのメリットはこちらの記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。

まとめ
今回は、石油ストーブを実際に使った経験をもとに1時間当たりの燃費をご紹介しました。
1時間当たりの燃費に対する価格や、電気ストーブとの価格の比較もしています。
ご紹介した燃費はあくまでも一例にすぎず、石油ストーブのサイズによって変化するため、参考程度にしていただけると嬉しいです。
この記事が、石油ストーブの購入を迷っている方に少しでもお役に立てることを願っています。
▽あわせて読みたい!

