石油ストーブの使い方が難しそう…と感じていませんか?
実はわたしも、石油ストーブを購入するか悩んだ時に、使い方が面倒なイメージがありました。
しかし実際に使ってみると、慣れてしまえばそれほど苦になりません。
そこで今回は、対流型のコロナ石油ストーブの使い方を写真付きで分かりやすく解説します。
石油ストーブの使い方がわかりますので、ぜひ参考にしてください。
コロナ石油ストーブの使い方を写真付きで解説
ここからは、コロナ石油ストーブの使い方を写真付きでご紹介します。
今回使用したのは、こちらの石油ストーブです。
石油ストーブを使う際に持っていると便利な道具を一覧でまとめました。
【あると便利な道具】
- 給油ポンプ
- 灯油タンク
- ローラー付きの台車
- 厚手のハンカチ
- 新聞紙
- 薄手のゴム手袋
灯油タンクの容量が大きと重くて運びづらいので、持ち運びをサポートしてくれるローラー付きの運び台があるとさらに便利です。
灯油タンクは、ビビットな赤やオレンジ色と目立つものが多いため、人目が気にならないデザインを求める方はこちらがおすすめです。
また、給油中に灯油がこぼれてしまうこともあるため、厚手のハンカチや新聞紙を用意し、薄手のゴム手袋を着用しておくと安心です。
それでは実際に、写真付きでコロナ石油ストーブの使い方を見ていきましょう。
1.灯油を給油口から入れる
まずは、灯油を給油口から入れます。
灯油を入れる際は、給油ポンプを使います。
手動の給油ポンプよりも電動式のほうが断然早く、時間も手間もストレスも軽減されるのでおすすめです。
2.左下のレバーを下に押す
左下のレバーをカチッと音がするまで下に押します。
3.中央のレバーを右に全開にまわす
中央のレバーを右に全開に回します。
最後まで回し切ると止まり、それ以上は回らなくなります。
中途半端に回してしまうと、異常燃焼の原因にもなるのでしっかり回してくださいね。
4.点火と書かれたレバーを下に押す
「点火」と書かれたオレンジ色のレバーを下に押します。
レバーを押す時間は、1~2秒ほどとかなり短いです。
【レバーの押し方に注意】
この時に、何度も下に押したり長くレバーを押しすぎると、不燃の原因となるので危険です。
私も過去に、レバーを長時間押しすぎて黒い煙が立ち上り、部屋に異臭が充満して危険を感じました。
ポイントは、手順5↓の小さい窓からのぞいてオレンジの炎がついたら手を放すこと。レバーはゆっくりと離してください。
5.小さな窓を開けてつまみがズレてないか確認する
小さな窓を開け、中のつまみを指でつまみ、左右に動かして皿がズレていないか確認をします。
燃焼筒がズレていると、異常燃焼の原因となり火事につながるので注意が必要です。
中のつまみは燃焼してすぐ熱くなりませんので、素手で触っても問題ありません。
6.火力を調節する
炎が大きくなり過ぎると、燃費も悪くなり空気中の酸素の消費量も増えて危険です。
そのため、使用中の炎が大きい場合には、中央のレバーを「消化」の方向へ軽く左に回して火を弱めます。
中央の円盤から炎が出すぎないぐらいが目安です。
ただし、炎が極端に小さすぎると不燃の原因になるので、少しずつ調節をするようにします。
【消化の方法】中央のレバーをゆっくりと左にまわし切る
消化する方法は、中央のボリュームをゆっくりと左に回し切ります。
徐々に炎が弱まり、数分後には完全に火が消化されます。
まとめ
スイッチ一つで電源が入る電気ストーブと比べて、石油ストーブの使い方は手順は多いように感じるかもしれません。
しかし、何度も使用して慣れた今では、それほど苦に感じていません。
電気を使わないからこそ災害時に役立つと考えると、使い方に慣れるメリットも大きいと言えるでしょう。
こまかい注意点などもありますので、記事だけでなくあわせて取扱説明書も確認してみてくださいね。
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