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今日のテーマは「語学を教えること」について。
私はフランス語の個人レッスンを行っているのですが、
受講生の生徒さんがフランス語をスポンジのように吸収して、とても優秀な方ですので、
張り切り過ぎて授業のボリュームを増やしてしまいました。
すると、限られる時間のなか多くのことを学ぶため、理解できない状態で次々と授業が進み、
終いには「自分には難しい…」と苦手意識を持たせてしまいました。
そして私は今、猛反省をしています。。
マンツーマンレッスンの魅力は、周りに合わせる必要がなく、自分のペースで勉強できること。
その一番重要な部分を、学ぶ立場ではなく、教える立場の人の目線にしてはいけないのです。
教育者はあくまでも成長をサポートする役
あくまでも教育者は、学習者の成長をサポートすることが役割だと私は考えます。
教える側の役割は、
生徒さんが悩んでいたら解決策のヒントを与えたり、
知識を深堀りできるように導いたり、
「授業が楽しい!」と思えってもらえるような工夫をしたり、
自己肯定感を高めて、学習環境をつくるサポートをすることが大切です。
生徒主体であるべきで、教える側主体で物事を教える(押し付ける)ことは、学ぶ側の成長を止め兼ねません。
その日のコンディションに合わせて授業内容を調整する
人は誰しも、コンディションがすぐれない日があります。
「語学を習得したい」とはいえ、人生のすべての時間を語学学習に費やすわけではありません。
日々の生活の悩みや、仕事の悩み、体調の悩みや家族の悩み。
さまざまな悩み事があるなかで、人生の一部の時間をレッスンについやしています。
ですから、常にパーフェクトで授業を受けることができないのは当たり前。
その日の生徒さんのコンディションに合わせて、一番満足してもらえるレッスン内容を、柔軟に考えられる教師になりたいです。
相手を見て、違和感を感じたら早めに軌道修正をする
レッスンを行うなかで、いつもとは違う違和感を感じることがあります。
先ほど挙げたように「今日は体調がすぐれない」「やる気が出ない」などの状態は、言葉で伝えられなくとも感じることが多いです。
そんな日は、無理にレッスンを進めるのではなく、相手が学習を楽しめる環境づくりから行います。
新しいことを覚えるよりも、復習を行い「できる」という自覚を増やしてあげる。
この時に「せっかく一生懸命に、この方のために用意した授業内容が…」と自分目線で考えずに、「今日はやめて、次やればいい♡」と焦らずにに余裕を持って相手と向き合う忍耐も必要です。
相手の気持ちに寄り添い、「今日は勉強したくない」「授業が疲れた…」という、どんなマイナスの感情も否定せずに認めてあげる。
『そんな日があってもいいよね。わかるわかる』この寄り添う気持ちが、相手との信頼関係にも繋がります。
こうした姿勢が、レッスンでの居心地の良さを与え、語学への苦手意識や抵抗感を生み出さないきっかけになると思うのです。
とはいえ、今日は生徒さんを置いてきぼりにして、自分の目線で張り切りすぎて授業を進めてしまったので、しっかり反省をして次に活かしていければと思います。
今日のTOEIC単語☆
今日のTOEICの単語を見ていきましょう。
ノートは新しいページになりましたよ~☆
皆さんもぜひ、一緒に復習してみてくださいね。
・pour 注ぐ
・line ~に沿って並ぶ
・bush(es) 茂み
・spread out 敷く・広げる
・lay out 広げる
・cast (光や影を)投げかける
・stack 積み重ねる
・drawer 引き出し
・railing 手すり
<動詞の進行形の形>
・wheeling ⇒wheel 動かす
・weighing ⇒weigh 量る
・buttoning ⇒button 口を堅く閉じる、ボタンをかける
spread outとlay outの違いは同じ「広げる」でも、
spread outは、散りばめたり、敷いたりして、面積を広げるイメージで、
lay outは、ものが良く見えるように広げる(展開する)イメージになるとのこと。
それでは、また明日!