イタリア語で「～したい」は何という？丁寧語や日常で使えるフレーズも

ami

Ciao!イタリア語を独学するamiです。

この記事では、イタリア語で「～したい」という表現をご紹介します。

「～したいのですが」「～できますか？」といった丁寧語のイタリア表現もご紹介します。

相手に依頼・要求・同意を求めるシーンで役立つ表現ですので、ぜひ活用してみてください。

「したい」「したいです」のイタリア語フレーズ

この記事でご紹介する表現は、こちらの４つのフレーズです。

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それでは実際に、詳しいフレーズの解説を見ていきましょう。

「～したい」のイタリア語表現１

イタリア語で「～したい」は、動詞「volere（～したい）」を使って表現できます。

イタリア語の動詞は主語によって変化します。

動詞「volere」の1人称単数の形は「voglio」です。

文頭以外の「gli」の綴りは、「グリィ」ではなく「リィ」と読むので注意しましょう。

イタリア語は主語を省略できるため、「Io voglio～」の主語を省いた「Voglio～」と言うこともできます。

volere（～したい）の動詞の活用形もあわせて確認していきます。

動詞「volere」は不規則で変化する動詞です。

Io voglio～（私は～したい）を使ったフレーズ

Io voglio andare al cinema stanotte.

⇒私は今夜映画に行きたいです。

Voglio dormire.

⇒眠りたいです。

Voglio fare una chiamata.

⇒電話をしたいです。

Voglio fare delle foto.

⇒写真を撮りたいです。

「～したい」のイタリア語表現２

イタリア語で「～したい」を表す2つ目の表現は、こちらです。

英語のHaveに値する「持つ」という動詞「avere」を使ったフレーズ。「bisogno（ビゾンニョ）」は「欲求」や「必要」を表す単語です。

したがって、「Ho bisogno di～」は「～が必要・～を必要とする」というニュアンスで使われます。

「～したい」という欲求の度合いが高く、必要性を訴えたい時に使うことが可能です。

主語は省略されるため、誰が主語なのかを確認するには、動詞「avere（～を持っている）」の活用を知っておく必要があります。

avereは不規則に変化する動詞で、ほかの動詞と活用が似ていませんので、ご注意ください。

「besogno di」という表現は、名詞+前置詞なので、主語が変化しても動詞のような活用はありません。

また、表では主語も記載しましたが、通常は主語が省略されるために、カッコ（）で囲んでいます。

Ho bisogno di（～が必要）を使ったフレーズ

Ho bisogno di un ombrello.

⇒私は地図が必要です

Hai bisogno di una cartina.

⇒あなたは地図が必要です

Ho bisogno di un letto.

⇒ベッドが要ります。

丁寧語「～したいです」のイタリア語表現１

イタリア語で、「～したいです」「～したいのですが」を丁寧に表現するフレーズはこちらです。

Vorreiは、動詞「Volete」の条件法現在形、1人称単数形です。

条件法を使うことで、語調を和らげることが可能です。

そのため「～したい」というVoleteの条件法を使えば、「～したいです」という丁寧な言葉に言い表せます。

ちなみに「条件法」は、イタリア語で「Condizionale（コンディッツィオナーレ）」と言います。

Vorrei（～したいです）を使ったフレーズ

Vorrei fissare un appuntamento.

⇒予約をお願いいたします。

丁寧語「～したいです」のイタリア語表現２

「～したいです」の2つ目のイタリア語表現をご紹介します。

英語の「Can」に値する、動詞「potere」の1人称単数形「Posso」を使います。

文章を疑問形にすることで、「～したいのですが」「～できますか？」と、相手に同意を求めるシーンで使えます。

例えば、「煙草を吸ってもいいですか？」「ここに座ってもいいですか？」といったシチュエーション等です。

Potere（～できる）の動詞の活用についても、あわせて確認してみましょう。

potereも、今回ご紹介した動詞と同じく不規則に変化する動詞です。

頻繁に使う動詞ですので、覚えておくと役立ちます。

Posso～？（～したいですのですが）を使ったフレーズ

Posso sedersi qui?

⇒ここに座ってもよろしいですか？

Posso vedere la cartina?

⇒地図を見せていただけますか？

Posso chiederti una cosa?

⇒1つ質問してもいいですか？

疑問形「～したい？」「～したいですか？」のイタリア語表現

イタリア語で「～したい？」の疑問形は、肯定文にクエスチョンマーク「？」を付けるだけでOKです。

本記事でご紹介した「～したいです」の2つの表現がそのまま使えます。

ただ、主語は2人称単数の「あなた」なので、動詞は主語に合わせて変化させます。

なお、疑問形の場合も主語を省略できます。

そのため、動詞の活用はしっかり覚えておくと、様々なシチュエーションで活用できるでしょう。

疑問形「～したいですか？」のイタリア語フレーズ

Vuoi andare a un concerto?

⇒あなたはコンサートに行きたいですか？

Vuoi andare a al eatro?

⇒あなたは劇場へ行きたいですか？

Hai bisogno di un computer.

⇒あなたはコンピューターが必要ですか？

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まとめ

「～したい」にまつわるイタリア語表現をご紹介しています。

ご紹介した表現は、以下の通りです。

「～したい」「～したいです」は、困っている時にこそ使えるフレーズ。

道に迷っていたら「地図を見せて欲しい」と求められるし、空いている席に座りたかったら「ここ座りたいのですが」と尋ねることもできます。

どんなシチュエーションでも活用できるフレーズですので、ぜひ覚えてくださいね。

ami

それでは、A presto（またね）！

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