今回はサーモンのアラを使ったスパイスカレーを作ります。
サーモンは脂がのっている魚なので、カレーにすると非常に美味しいです。
相性の良いココナッツと組み合わせて、濃厚で贅沢なスパイスカレーに仕上げました。
写真付きで作り方・レシピの手順を詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
サーモンのアラはスパイスカレーが合う!濃厚魚ダシとココナッツの贅沢レシピ

お魚のアラが売られていると、いつも買ってしまうほどアラが大好きです。
捌く必要がなく臭み抜きも簡単。さらに幅広い料理に使えるのが嬉しいです。

記事内では、簡単にできるアラの臭み抜きの方法もご紹介しています。
今回は、スーパーでこちらのサーモンのアラをいただきます。

たっぷり入った大容量で298円!身もしっかりついていてこのお値段は有難いです♪
【簡単】ただ煮込むだけ!魚のアラの臭み抜きのやり方
まずは、アラの臭み抜きの方法からご紹介していきます。
魚のアラの臭み抜きは、とっても簡単にできます。

先にスパイスカレーの作り方を知りたい方は、この章を読み飛ばしてくださいね。
ではアラの下処理の方法を見ていきましょう。
1.魚のアラがたっぷり浸るほど水を入れる

鍋にアラを入れ、たっぷり浸るほどの水をいれます。
2.20分~40分沸騰させて水分量を半分程度まで減らす

沸騰したら中火にし、水分量が半分程度に減るまでフタをせずに煮込みます。
アラのサイズにもよりますが、小さいものだと20分、大きいものだと30分以上を目安にしています。
たっぷりの水で煮立たせることで臭み抜きの効果があります。水が足りなくなったら都度追加してOKです。
また、完成後のダシの濃度は作りたい料理に合わせて調節してください。
今回はスパイスカレーなので、水分は後から追加せず濃厚な状態で使いたいと思います。
3.スープを濾してアラの骨と身を分ける

スープは濾して液体にし、骨と身は丁寧に分けます。
基本的に骨は捨てますが、小さい魚の場合は骨まで食べられるので取っておきます。
アジやキスなどの小骨は油でカラッと揚げて、スープペーストにすると旨味の強いダシになるのでおすすめです。
今回使用したタイは骨が大きい魚なので、全て取り除きました。
4.ペーストにかけてなめらかにする
魚のアラから外した身は、小骨が付いていることが多いです。
それも結構太い骨なので、ちょっと危険。
そこで、私は念のためミキサーにかけてペーストにします。

こちらのrecolteスープメーカーは、とても万能な調理器具。材料をいれるだけでペーストで仕上げてくれるのですごく便利です。

今回は、後ほど火入れをすることを考え、サーモンの身とアラのダシスープを浸るくらい入れ、スムージーモードでスイッチON。
スープメーカーのおかげで3分ほどで小骨が気にならいほどのペーストに仕上がりました。
こちらのrecolteのスープメーカーを使いました。温かいポタージュ、冷たいスムージー、ドレッシングなども簡単にできますのでチェックしてみてくださいね。
これでアラの下準備は完了です。次はスパイスカレーの材料を見ていきましょう。
【レシピ】本格濃厚!サーモンのアラとココナッツのスパイスカレー
材料はこちらです。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| ☆フェンネルシード | 小さじ1 |
| ☆フェヌグリークシード | 小さじ1/2 |
| 玉ねぎ | 大さじ1 |
| ニンニク | 10g |
| 生姜 | 10g |
| トマト缶 | 200g |
| ★コリアンダー | 大さじ2 |
| ★チリペッパー | 小さじ1/2 |
| ★塩 | 小さじ1 |
| しめじ | 1袋 |
| まいたけ | 1袋 |
| ココナッツミルクパウダー | 30g |
| サーモンのアラ汁 | 150g |
| サーモンの身 | 250g |
スパイスは☆ホールスパイスと、★パウダースパイスに分けて使います。

魚に合うスパイスは爽やかな香りのフェンネルシード、マメ科で炒めると香ばしい香りのフェヌグリークシード、辛さを演出するチリペッパー、カレーの深い味のコリアンダーなどがおすすめです。
さらに魚介類とココナッツの相性は抜群です。

今回は、お湯に溶かして使えるココナッツミルクパウダーを使用しています。
ココナッツミルクパウダーは、ココナッツオイルやココナッツミルクよりも軽くて長期保存に向いています。
外出先でも料理に使いやすいので旅行へ持ち歩いています。カレーだけでなく、お菓子にも使えますのでとてもおすすめです。
【作り方】本格濃厚!サーモンのアラとココナッツのスパイスカレー
ここからは、スパイスカレーの作り方を見ていきましょう。
1.ホールスパイスをテンパリングする

フライパンに大さじ3の油をひき、190℃に熱します。
ホールスパイスのフェンネルシード、フェヌグリークシードを高温で熱することで、香りが高くなります。この高温の油でスパイスを熱することを『テンパリング』と言います。

フェヌグリークシードは加熱すると飛び跳ねるので、必ずフタをしてくださいね。
高温のスパイスが飛び散ると危ないので、顔を近づけたり、香りをかごうとしたりしないでください。
ホールスパイスの色が黒く変色したら、テンパリング完了の合図です。
フェヌグリークシードは、完全に火入れしないと苦みが強く残り、加熱するほど甘味が増します。色づくまで長めに火を入れるのがポイントです。
2.玉ねぎが黄金色になるまで炒める
1のフライパンにみじん切りにした玉ねぎを入れて炒めます。
黄金色になるまでしっかり弱火から中火で火入れします。これによりカレーに深みと甘味が増します。
カレーのレシピにおいて、黄金色のことを『ゴールデンブラウン』とも言います。

写真は反射して玉ねぎが白く見えますが、実際はもっと茶色・あめ色になるまで炒めていきます。
3.ニンニク・生姜を入れる
みじん切りにしたニンニク・生姜を加えて炒めます。
4.きのこを入れて水分を飛ばす
キノコを加えて水分が飛ぶまでしっかりと加熱します。
フライパンに入れたばかりのきのこ↓

しんなりした状態になるまで加熱したのがこちら↓

今回は、分かりやすいように別のフライパンで加熱してみましたが、手順4のフライパンに直接きのこを入れて加熱してもOKです。
5.トマト缶を入れて水分を飛ばす

トマト缶200gを入れて、水分が飛ぶまで加熱します。
水分が飛んで、もったりとしてきたらOKです。
カレーのルーのベースが完成します。
6.パウダースパイスと塩を入れて3分中火で加熱する

パウダースパイスのコリアンダー、チリペッパー、塩を加えます。
スパイスは加熱することで香りが引き立つので、中火で3分炒めてしっかり火入れします。
どんどん香りが強くなり、うま味が凝縮されたルーはこの時点で物凄く美味しいです。
これでカレーのベースとなるルーが完成です!
スパイスは加熱によって香りが強く引き立ちます。しっかり火を通すのがポイントです。
7.サーモンペーストとココナッツを加えて完成

最後に、サーモンのアラ、アラ汁、ココナッツパウダーを加えます。
煮立ってから5分ほど加熱して全体が温まったら、スパイスカレーの完成です!
ココナッツパウダーはだまになりやすいです。
基本的に「お湯にとかして使う」ことが多いですが、今回は「茶こしや振るいなどで粉末」にして加えました。
作り置きしたサーモンのスパイスカレーが美味しくなる!食べ方のポイント3つ
サーモンのスパイスカレーを大量に作り余ってしまったら、冷凍がおすすめです。
ジップロックに食べる分ずつ小分けにして、均一の厚さにして冷凍します。
均一に厚さを揃えることで解凍時間が早まるのでおすすめです。
では、作り置きをしたサーモンのスパイスカレーを美味しく食べるポイントをご紹介します。
1.再加熱して水分量が減ったら牛乳を加える
冷凍したものを再加熱をすると、水分量が減ってしまいます。
さらに加熱しすぎると全体の塩味と水分量のバランスが崩れるので、基本的には短時間の加熱がおすすめです。
もし火を入れ過ぎて水分量が減ったら、今回であればココナッツミルクや牛乳などの水分を入れて調節してみてください。
牛乳はココナッツベースのスパイスカレーとの相性が良いので、バランスが良くまとまります。
2.ご飯を混ぜてオーブンで加熱⇒ドリアにする
ご飯とスパイスカレーを混ぜてオーブンで焼き、ドリアにするのも美味しいです。
サーモンのうま味とココナッツの香ばしさがクセになる味わいです!
より濃厚なのが好きな人はチーズを、味のアクセントにはチリペッパーが合います。
やはり作りたては美味しいですが、冷凍して後日食べても美味しいです!
冷凍カレーは忙しい日でも簡単に食べられますし、栄養をしっかり摂れるので我が家でもリピートしています。
魚のアラはスパイスカレーと相性が良いので、参考にしていただけたら嬉しいです。
スパイスをもっと楽しみたい方へ!おすすめレシピ本6選
ここからはスパイスをもっと楽しみたい方へ、私も毎度参考にしているおすすめのレシピ本をご紹介します。
スパイス愛好家「東京スパイス番長」のメンバーによる、基本のカレースパイス(ターメリック、コリアンダー、カイエンペッパー)の使い方が分かる一冊。初心者向けに分かりやすく解説されており入門書としてもおすすめです。
◎
先程ご紹介した「東京スパイス番長」のメンバー 水野仁輔氏による、スパイスの使い方を解説した本。レシピは分かりやすく作りやすい上に、本格的で美味しく仕上がるのが嬉しいです!
◎
都内中心に店舗を構えるカレー専門店「エリックサウス」の料理長 稲田俊輔氏による激ウマカレーレシピ。彼のレシピはまるで科学実験をしているよう。計算尽くされた素材の使い方にどのレシピも圧巻です!
◎
同じく稲田俊輔氏によるスパイスを徹底解説した辞典はこちら。馴染みのないスパイスでも分かりやすい解説と見やすいカラー写真により、段々と親近感がわいてくる内容です。未知のスパイスに「どんな香りだろう?」「食べてみたい!」そんな夢を抱かせてくれました!
◎
スパイスに慣れてきたらこちらもおすすめ!使うスパイスの種類が多い分、作り甲斐があるレシピばかり。本格的なカレーの味を楽しめる稲田俊輔氏の完全レシピ本です。
◎
上級者向けだけど一度は試してみたい!スパイス番長メンバーでありカレー専門店「ナイルレストラン」料理長を務めるナイル善己氏による南インド料理を徹底解説した内容。南インドならではの珍しいスパイスも多く、使い方も奥深い。唐辛子をふんだんに使うので辛いカレーが大好きな方にもおすすめです。
東京スパイス番長のメンバーの方々や、エリックサウス調理長 稲田俊輔氏の本は個人的にとても参考にしています。
スパイスの使い方の基礎がしっかりと定まっており、独自のスパイスの研究が奥深く、常に情報が更新されるスパイス研究への貪欲さに、どの本も充実した内容になっていると感じます。
スパイスの世界を広げたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!

