記事内に広告(PRなど)を含む場合があります。
岩手県花巻市は「わんこそば」の発祥地であり、詩人・童話作家の「宮沢賢治」の故郷として有名な地域です。
花巻空港もあるのでお立ち寄りになった方も多いかもしれません。
そんな花巻市は、温泉郷としても有名です。
今回は、数ある花巻の温泉施設から『松倉温泉 風の季』に実際に宿泊をした体験をもとに、
食事・部屋・館内・温泉の口コミをご紹介します。
岩手のおすすめ宿が気になる方は、ぜひ参考にしてください。
松倉温泉 風の季はどんなホテル?特徴や魅力まとめ
「松倉温泉 風の季」の特徴はこちらです。
松倉温泉 風の季の特徴
- 絶景の温泉に入れる
- 岩手県の食材を使用した食事が美味しい
- 露天風呂付きの客室がある
- フロントが和モダンでおしゃれ
森林に囲まれた静かな場所に位置するため、温泉から眺める景色は、若葉、紅葉、雪景色などの大自然です。
お食事は岩手県の食材を使用した懐石料理も魅力的です。
それでは実際に、次の章から写真付きで見ていきましょう。
特徴1.絶景の温泉に入れる
(参考:松倉温泉公式サイト)
大浴場には、露天風呂があり、森林に囲まれた景色は絶景です。春夏は若葉、秋冬は紅葉から雪景色が見られます。
冬には雪景色を見るために、わざわざ遠方から訪れる方もいらっしゃいます。
私が訪れた日は霧雨が降っており、雨で湿った草木の甘い香りがとても心地良かったです。
自然の中にある温泉宿だからこそ楽しめる、四季折々の素晴らしい温泉でした。
特徴2.岩手県の食材を使用した食事が美味しい
「松倉温泉 風の季」は、お食事も魅力的です。
こちらは、食事会場の様子です。案内された席へ行くと、お品書きと共にお食事が用意されていました。
秋に訪れたので、広い窓から外を見渡せば、紅葉が生い茂る解放感のある景色が広がっていました。
個室でしたので、美味しい食事を味わいながら会話も落ち着いてできたのが良かったです。
木材を使ったテーブルや椅子は、あたたかくて心地の良い印象を与えてくれました。
コロナウイルス対策のため、部屋には仕切りやアルコールが設置され、スタッフの方はマスクを着用、利用人数の制限などを行っており、安心して食事の時間を過ごせました。
松倉温泉 風の季の夕食のメニューと口コミ
それでは、松倉温泉 風の季の夕食をご紹介します。
<花巻温泉郷 松倉温泉 風の季の夕食>
- 食前酒:黒梅酒
- 先付:鮭のもみじ漬け
- 小鉢:秋刀魚の錦糸巻き
- 向付:旬のお造り三種盛り
- 台の物:花巻ブランド豚「白金豚」のじゃぶじゃぶ焼き
- 蒸し物:茶碗蒸し
- お凌ぎ:田舎蕎麦
- 蓋物:秋茄子田楽 菊花餡かけ
- 揚物:穴子の天婦羅
- 食事:松茸の炊き込みご飯
- 香物:時季のもの
- 留椀:赤出汁
- デザート:パンナコッタ
普段、聞きなれない言葉をまとめてみました。
【言葉の補足】
- 先付(さきづけ):お通しのこと
- 向付(むこうづけ):旬の魚を使用したお刺身(お造り)のこと
- お凌ぎ(おしのぎ):軽食のこと
さて、メニューは岩手らしいお料理ばかりでした。
花巻が発祥の「わんこそば」や、岩手県を訪れたら食べたい「お刺身」や「白金豚」。
さらには秋が旬の「秋茄子」の田楽など、地元の美味しい食材が盛りだくさんでした。
たくさんのお料理の中でも、私が特に気に入ったのは旬の秋茄子をトロトロに煮込んだ「茄子田楽」です。
こちらの茄子田楽には、旬の菊花の餡かけが添えられており、見た目も香りも絶品でした。
また食べたい!と思える岩手の食材を使ったお食事をいただき、とても満足しました。
「松倉温泉 風の季」の朝食のメニューと口コミ
私が宿泊した当日の朝食のメニューはこちらです。
一品料理が盛り合わせで並べられており、一つひとつのお料理はどれも手が込んでいると感じました。
<花巻温泉郷 松倉温泉 風の季の朝食>
<ご飯・汁物>
- ご飯:水沢産ひとめぼれ
- 汁物:青森県産 蜆(しじみ)の味噌汁
<小鉢>
- 鰈(カレイ)の幽庵焼き
- 卯の花
- わらび煮
- 木耳(キクラゲ)の旨煮
- 香物
- ほうれん草の胡麻和え
- 白洲(しらす)おろし
- 温泉卵
- フルーツ
- ヨーグルトゼリーがけ
- 自家製だし巻き卵
- 味付け海苔
- 明太子
補足として、馴染みのない献立の言葉を調べてみました。
【献立の言葉の補足】
- 『幽庵焼き(ゆうあんやき)』とは、庵地(醤油やお酢、味醂の調味液に、ユズやカボスなどの柑橘類の輪切りを入れたもの)を用いた、魚のつけ焼きのこと。
- 『香物(こうのもの)』とは、お味噌、糠、塩、粕などにつけた野菜類のことを指し、主に大根漬けを指すことが多いそうです。
さて、朝から豪華なお食事でしたが、個人的なお気に入りは「だし巻き卵」と「温泉卵」です。卵が甘く柔らかく、とても美味しかったです。
種類が豊富で小鉢に入っていたので、少しづつ色々なお料理を愉しめた点も満足でした。
特徴3.露天風呂付きの客室がある
ここからは、客室の様子をご紹介します。
廊下を進むと、和紙を使用した掛け軸と灯りが出迎えてくれました。
客室に入る前から温かみを感じる雰囲気でしたので、リラックスして過ごせました。
さて、いよいよ客室を見ていきましょう。
紅葉を一望できる眺めの良いお部屋
今回予約したのは、10畳和室・広縁付のお部屋です。畳は張り替えられており、清潔感を感じました。
広縁には大きな窓があり、そこから紅葉や青々とした草木の絶景を眺められます。
露天風呂付の客室もある
客室のタイプは他にもあり、グレードを上げるとこちらの露天風呂付きの部屋もあります。
部屋から露天風呂と自然の景色を、完全プライベートで楽しむことができます。
(参考:松倉温泉公式サイト)
今回宿泊してとても好印象でしたので、次は露天風呂付のスイートルームにも宿泊したいと思いました!
有難いおもてなし
おもてなしも充実していました。
お茶の葉や、冷蔵庫には冷えたお水のペットボトルがありました。
さらに、岩手県で作られている「折くず餅」のお菓子も添えられていました。
葛餅は普段なかなか食べる機会がないので、旅館ならではの新鮮さを感じました。
特徴4.フロントが和モダンでおしゃれ
正面玄関を抜けると、そこは和の雰囲気と現代的なインテリアが融合された素敵な雰囲気が広がります。
仕切りで区切られたエントランスは、カップルやおひとり様でもゆっくり過ごすことができます。
清潔感もありましたので、とても心地が良かったです。
エントランスを入ると、右手側には岩手県の特産品を取り扱った物産店もありました。
お土産にぴったりな和菓子やおつまみだけでなく、洋服やコスメなどの幅広い商品を取り扱っています。
岩手県で作られたコスメやお洋服などがあり、買い物を楽しむことができます。
館内のインテリアもおしゃれ
館内の飾りつけもおしゃれですので、見て楽しむことができます。
花々をよく見ると、秋口の季節に合ったハロウィンの飾り付けが施されていました。
まとめ
「花巻温泉郷に宿泊してみたい!」と思い立ってから、様々な温泉宿を調べました。
しかし、花巻温泉郷ってとにかく広くて、数も多い…。
調べても調べても、どこの温泉宿も素晴らしくて、泊まってみたいと思える場所ばかり。
そんな中、今回「松倉温泉 風の季」を選んだのは、館内が綺麗で温泉が気持ちよさそうだったからです。
温泉の写真は公式サイトから確認できますので、ぜひチェックされてみてください。