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今回は、TOIECの文法問題に特化した、頻出度の高い5つのポイントについてまとめました。
TOEIC Part5(短文読解)の回答に役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
ポイント1.-‘s(所有格) の後は名詞が置かれる
名詞の語尾に「’s」を付けると、所有格(~の)という意味になります。
そして、TOEICで頻繁に出題されるのが、所有格の後に置かれる単語を問われる問題です。
所有格の後には『名詞』が続きます。
例:Ami’s book(アミの本)、Kana’s watch(シモンの腕時計)
このように、所有格の後は名詞と覚えておくと、時間をかけずに回答できます。
ポイント2.Please+動詞の原形
Pleaseに続く単語が問われたら、動詞の原形が入ります。
Please+動詞の構文は、丁寧な命令文(~してください)という意味があります。
例:Please sit down(座ってください)、Please look at it(これをご覧ください)
ちなみに、Pleaseが無い、いきなり動詞の原形から始まる文も命令文です。
例:sit down(座りなさい)、look at it(これを見なさい)
TOEICでは主にPleaseの後に入る単語を問われる傾向があるため、「Please+動詞の原形」と覚えておきましょう。
ポイント3.Before/Afterに続くのはV+ing(動名詞)か名詞
「Before」と「After」が前置詞として使われていたら、動名詞(V+ing)または名詞(目的格)が後に続きます。
たとえば、名詞(目的格)の場合、after workであったり、before lunchと使えます。
動名詞でもOKなので、after finishing my work、before having lunchと置き換えることが可能です。
Before____ ,After____といった問題が求められたら、動名詞が後に続く可能性もあるので、選択肢の候補に入れておきましょう。
ポイント4.要求・提案の動詞に続くthat節は、Vが原型になる
要求・提案・命令・主張などの動詞に続くthat節が来たら、従属節の動詞は必ず原形になります。
文法用語では、「仮定法現在」と呼ばれます。
なぜ動詞の原形が使われるかというと、それらの動詞を用いる場合、時制は伴わないからです。
例文も見ておきましょう。
・I recommend that you make a meal.
・I suggest that you go home.
要求や提案を表す動詞の例は、こちらです。
that節の動詞が原型になる動詞
- request
- ask
- advise
- desire
- insist
- recommend
- command
- demand
- order
- propose
- suggest
- urge
TOEICの文法問題では、上記の動詞に続くthat節内で、動詞の部分に当てはまる解を求められることが多いです。
また、述語動詞が過去形や過去完了形であっても、that節の動詞は原型となる点にも、注意してください。
ポイント5.重要性・願望などを表す形容詞に続くthat節は、Vが原型になる
先ほどは動詞でしたが、今度は形容詞がキーワードです。
重要性や願望を表す形容詞に続けてthat節が来たら、動詞が原型になります。
考え方は先ほどと同じで、「仮定法現在」と呼ばれる文法が適用されます。
重要性や願望を表す形容詞の例は、こちらです。
続くthat節の動詞が原型になる形容詞
- recommended
- important
- essential
- vital
- necessary
- crucial
- proper
たとえば、「It is important that SV~」と続く構文であれば、that節の動詞は原型が入ります。
形容詞を覚えておくことで、TOEICでスムーズに回答できるので、ぜひ暗記しましょう。
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