清水寺は京都だけじゃない!佐渡の有形文化財・清水寺の観光や見所情報

sado/佐渡ヶ島

清水寺と聞くと京都を思い浮かべますよね。
実は、新潟県佐渡市に京都の清水寺を模して建設された「清水寺」があります。

この記事では、佐渡の「清水寺」の観光に役立つ見所7選や、歴史、周辺施設の見所、アクセス方法などを詳しく解説します。

佐渡への観光を考えている方は、清水寺の見所が分かりますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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佐渡の清水寺(せいすいじ)とは?

京都では『清水寺』を「きよみずでら」と読みますが、佐渡では「せいすいじ」の名称で呼ばれています。

佐渡の清水寺が開基(創設)されたのは、808年頃。

信仰の対象とされる「本尊」は、京都の清水寺と同じ「千手観音菩薩」です。

また、千手観音に従う役割を担う「二十八部衆仏像」は、平安時代後期に造られた歴史ある作品として、佐渡市による保存活動が行われています。

この他、清水寺にある建築物・作品・自然などが、佐渡市指定「有形文化財」や「天然記念物」に登録されています。

詳しくは、次の章「佐渡の清水寺|観光の見所7選」でご紹介していますので、ぜひご確認くださいね。

なぜ佐渡島に清水寺があるの?

しかしなぜ、佐渡という本土から離れた島に、京都を模した清水寺があるのでしょうか?

佐渡に清水寺を建てた理由とは、当時の佐渡で暮らす人々が、京都の清水寺にある「本尊千手観音菩薩」をお参りできるようにするためです。

また、佐渡の清水寺は「京都の清水寺」や「奈良の長谷寺」を模して建造されたと言われています。

清水寺や長谷寺と、佐渡の清水寺を見比べてみると類似点が見つかりますので、ぜひあわせて確認してみると良いでしょう。

それでは次に、清水寺の観光の見所を写真付きでご紹介します。

佐渡の清水寺|観光の見所7選

「佐渡の清水寺や境内は、どんな様子なの?」と気になる方のために、ここでは、清水寺の観光の見所について写真付きで解説しています。

ご紹介する観光の見どころは、以下の7つです。

佐渡の清水寺|観光の見所7選
  1. 入り口の「仁王門」
  2. 壮大な杉に囲まれた「参道」
  3. 本堂へ通ずる「中門」
  4. 本堂手前の「前庭」
  5. 本堂へのぼる左右の「石段」
  6. 本堂の「救世殿(ぐぜでん)」
  7. 「清水の舞台」

それでは、見ていきましょう。

佐渡・清水寺の見所1.入口の「仁王門」

清水寺の見所の1つ目は、入り口に構えている佐渡市指定の有形文化財の「仁王門」です。

こちらの仁王門の入り口の左右には、金剛力士像が仁王立ちをして構えています。

門の間から見える景色からは、石造りの階段の先から奥へと進む長い道「参道」が垣間見えます。

仁王門の周辺には、「佐渡市指定の天然記念物」として有名な、樹齢約1,000年と推定される新穂大野の大イチョウ」を見ることができます。

お時間があれば、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

それでは、佐渡の清水寺の参道を奥まで進んでみましょう。

佐渡・清水寺の見所2.壮大な杉に囲まれた「参道」

佐渡の清水寺の見所2つ目は、参道に一面広がる壮大な杉の木です。

参道の中央には、歴史を感じる石造りの歩道があります。

少し進めば、杉の木をさらに近くで見ることができますよ。

まるで門のように、杉の木が参道を囲うように植えられています。

一度振り返って歩いてきた仁王門を見ると、このような風景です。

それでは、最後の石階段を上り、奥まで進んでみましょう。

【参道を歩く際の注意点】

石造りの階段は足元が安定していないため、なるべく歩きやすいスニーカーなどで訪れましょう。

佐渡・清水寺の見所3.本堂へ通ずる「中門」

観光の見所3つ目は、佐渡市指定の有形文化財に登録されている、本堂へと通ずる「中門」です。

こちらの中門は、非常に重々しい雰囲気を醸し出しています。

そして奥に見えるのは、京都の清水寺を模して造られたと言われる「清水の舞台」。

また、中門には大きな名称が書かれています。

中門のデザインを見ると、雲や波のような形が、繊細で巧みな模様で仕上げられています。

佐渡・清水寺の見所4.本堂手前の「前庭」

先程の中門を通り抜けると、清水の本堂と舞台が表れ、手前には「前庭」が一面に広がります。

京都の清水寺のような観光客の活気は見られませんが、静かな大自然の中に佇む佐渡の清水寺にもたくさんの魅力が詰まっていますよ。

こちらの前庭、観光客が少ない代わりに、草やコケが一面に生えていることが特徴的です。

佐渡の清水寺は京都の清水寺と同様に、本堂まで登ることができます。

それでは早速、本堂へ登ってみましょう。

佐渡・清水寺の見所5.本堂へのぼる左右の「石段」

観光の見所5つ目は、本堂へのぼるための石造りの階段です。

佐渡の清水寺には、本堂へ行くための階段が建物の左右2か所にあります。

今回は、清水寺を正面から見て「左側の石段」から登る様子をご紹介します。

木々や草に囲まれたこちらの石段。

立派な杉の木が石段沿いに生えています。

足元が安定しないので、くれぐれも登る際には十分に気を付けてくださいね。

頂上まで登りきると、清水寺の本堂が見えてきます。

佐渡・清水寺の見所6.本堂の「救世殿(ぐぜでん)」

6つ目の観光の見所は、佐渡市の指定文化財登録されている、本堂の「救世殿(ぐぜでん)」です。

佐渡の清水寺の外観は、近くで見るとところどころ色あせているのが分かりますが、それもまた歴史を感じさせます。

中へ進むと、このような感じです。

清水寺の本堂を正面から見ると、「救世殿(ぐぜでん)」の3文字が掲げられています。

佐渡の清水寺・本堂に掲げられている「救世殿」の『救世』の意味とは、コトバンクによると以下の通りです。

仏教用語。ぐぜ,ぐせともいう。世間の一般の生きとし生けるものを救済し,ひいては悟りの境地に導くこと。また,仏陀や菩薩をいい,特に観世音菩薩をいう場合もある。

(引用:コトバンク|救世の意味

また、清水寺の本堂の中には、壁に大きな絵が数枚飾られているのですが、残念ながら劣化により姿形を把握することができません。

何が描かれてあったのでしょう。とても気になります。

こちらの絵は、風通しの良い状態で保管されているため、跡形もなく消えてしまう前に、ぜひ適切な環境で保管されることを願っています。

それではいよいよ、清水の舞台へ移動してみましょう。

佐渡・清水寺の見所7.「清水の舞台」

本堂「救世殿」の奥へと進むと、清水の舞台が表れます。

清水の舞台から下を眺めることができる建物の造りは、京都の清水寺と似ていますね。

佐渡の清水の舞台から見える景色はこちらです。

正面には中門、その右には鐘楼、さらに隣には家財蔵が見えます。

真下を見た様子は、こちらです。建物に高さがあることが分かります。

横から見ると、より一層高さが分かりますね。

ちなみに、清水寺の舞台を支える土台の部分は、比較的新しい様子です。

佐渡の清水寺|周辺の施設

佐渡の清水寺周辺には、様々な施設が併設されています。

観光の見所でご紹介した「本堂」や「清水の舞台」などの他に、佐渡の清水寺で見ることができるのは、以下の通りです。

【併設されている施設】

  • 鐘楼(しょうろう):鐘を鳴らす所
  • 経蔵(きょうぞう):経典の保管所
  • 家財蔵
  • 大講堂
  • 庫裏(くり):昔のキッチン
  • 長屋門(ながやもん):家臣が暮らす家
  • 新座敷
  • 書院など

いくつか写真付きでご紹介をします。

清水寺周辺の見所1.鐘楼(しょうろう)

1つ目は、建築年数が明らかな範囲で佐渡市最古の鐘楼(しょうろう)と言われている、清水寺の鐘楼。

鐘楼のお札「附棟札(つけたりむなふだ)」2枚が、佐渡市有形文化財に指定されています。

清水寺周辺の見所2.経蔵(きょうぞう)

経蔵(きょうぞう)と呼ばれる、経典の教えを保存するための蔵はこちら。

入口には、見事な鏝絵(こてえ)と称される「浮彫細工」で作成された、2匹の竜の模様が見られます。

清水寺周辺の見所3.家財蔵(かざいぐら)

周辺の見所の3つ目は、家財蔵(かざいぐら)です。

厚い扉でしっかりと守られた家財蔵。

家財蔵の横には、3月下旬には凛とした梅の花が咲いていました。

余談ですが、3月中旬~下旬にかけて佐渡の清水寺では梅の開花を見ることができます。

佐渡島の夏や秋の景色もとても綺麗ですが、冬から春先にかけての風景も四季を感じることができるのでおすすめです。

清水寺周辺の見所4.大講堂

周辺の見所の4つ目は、佐渡の清水寺の敷地内にある「大講堂」です。

大講堂は、当時のまま保存されており、とても大きく見ごたえがあります。

清水寺周辺の見所5.その他

そのほか、佐渡の清水寺敷地内にある「長屋門(ながやもん)」と呼ばれる家臣が暮らしていた家や、キッチンとして使われた「庫裏(くり)」などは、年季が入り使用されないまま残されています。

本堂のみならず当時の暮らしを垣間見ることができるので、歴史を巡る旅をしたい人は、ぜひ佐渡の清水寺をおすすめします。

佐渡の清水寺に駐車場はあるの?

佐渡の清水寺には、4台まで駐車可能な無料駐車場があります。

ただし、駐車場へ行くまでの車幅が細いうえ急な坂道のために、運転には十分に気を付ける必要があります。

冬の時期などの路面状態が悪い場合には、路肩の溝にはまらないよう注意をしましょう。

また、佐渡の清水寺周辺にはバス停が無いため、訪れるなら車での移動をおすすめします。

佐渡の清水寺へのアクセス情報

「佐渡の清水寺はどこにあるの?」という方向けに、ここでは、以下2つのルートをご紹介しています。

【清水寺へのアクセス方法】

  1. 佐渡汽船・両津港から清水寺へ行くルート
  2. 佐渡汽船・小木港から清水寺へ行くルート

両津港から清水寺への行き方

佐渡汽船両津港から清水寺へのアクセスは、車で約20分~26分程度かかります。

複数のルートがあるので、出発前に確認をしておきましょう。

小木港から清水寺への行き方

佐渡汽船小木港から清水寺へ行くには、車で約45分かかります。

ルートの本数は少ないですが、途中道が細くなっていたり、山道を通るために安全運転を意識してくださいね。

佐渡・清水寺の観光情報

名称 清水寺(せいすいじ)
住所 〒952-0109 新潟県佐渡市新穂大野124-1
アクセス ・両津港より車で約20~25分
・小木港より車で約45~60分
公式サイト ・「佐渡 清水寺
・「新潟観光ナビ
駐車場 無料・4台まで

佐渡のホテル&レンタカーの予約は早めにしておこう

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「レンタカーを借りて観光地を巡りたい」

佐渡ヶ島を存分に楽しみたいならば、旅行前にホテルやレンタカーの予約を済ませておくのがおすすめです。

実は、GWやお盆などの繁忙期には、ホテルやレンタカーが満員となり、利用できないことが多々あるからです。

「旅行日近くなってからでいいや」と予約を後回しにしていると、気に入った旅館に泊まれないケースがあるので早めに予約しておきましょう。

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まとめ

本記事のまとめは、以下の通りです。

まとめ

  • 佐渡の清水寺(せいすいじ)は「京都の清水寺」や「奈良の長谷寺」を模して造られている
  • 観光の見所7つ:仁王門、参道、中門、前庭、本堂までの石段、本堂「救世殿(ぐぜでん)」、清水の舞台
  • 併設施設には、家財蔵や長屋門、鐘楼などがあり、当時のまま残されている

佐渡へ観光に訪れるなら、歴史を感じられる「清水寺(せいすいじ)」をぜひ見に来てくださいね。

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