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家庭菜園でトマトを育てる場合、せっかくなら甘くて大きなものを育てたいですよね。
トマトを美味しく育てるためには、「わき芽」という枝を切り、栄養を効率よく果実に行き渡るようにするのがポイントです。
この記事では、トマトには「わき芽」と呼ばれる枝の見分け方や、放置するデメリットを解説しています。
家庭菜園でトマトを美味しく育てる方法が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
どこにある?トマトのわき芽の見分け方
「わき芽」とは、主軸に伸びる枝の間から成長する枝のことを指します。
枝と枝の間から成長している、こちらが「わき芽」です。
【トマトのわき芽】
わき芽を摘み取らなければ、どんどん増えていきます。
放置したままにしていると、「どこが主軸だったかしら…?」と軸が分からなくなるほどに成長するので、注意が必要です。
手で簡単にできる!トマトのわき芽の取り方
トマトのわき芽のかき方は、
- 手で優しく折る
- ハサミを使う
これらの2種類の方法があります。
今回は、手でわき芽を取る方法を画像付きでご紹介します。
やり方はとても簡単です。
わき芽を優しくつまんで…
主軸を固定して、わき芽だけを前後に動かします。
ポキっと折れたら成功です。
ムリに折ってしまうと苗に負荷がかかるため、手で折れない場合はハサミを使用します。
トマトのわき芽は晴れた日に行うのがポイント
わき芽をかく日は、晴れた日に行うのがポイントです。
もしも手で折ることのできない太いわき芽の場合は、晴れた日に「清潔なハサミ」を使いましょう。
これらの理由は、切り口が清潔でないと、そこから雑菌が入ってしまい病気になる可能性があるためです。
病原菌が入ると、葉が枯れて実のつきが悪くなったり、根が腐ってしまうなどの被害が現れるので、注意が必要です。
【失敗談】トマトのわき芽を放置するとこうなる…
そもそも「わき芽を取らないほうが、実が増えて良いのでは?」と、私は最初考えていました。
そこで畑をはじめた当初、わき芽を取らずにいたら…
『量は増えたが、実が小さくて甘くない』という失敗を経験しました。
【わき芽を取らないトマトの苗】
トマトの身は、栄養が不十分なために皮ばかりが厚く、食べた時の印象は「青苦い味がする」とも思いました。
この失敗から、美味しいトマトを育てるには、わき芽をかいた方が良いということを学びました。
わき芽をかくメリット【結論:トマトが美味しくなる】
トマトのわき芽をかくメリットは、ずばり、「トマトが美味しくなる」です!
失敗談でもご紹介しましたが、果実が増えすぎるとそれだけ栄養分が分散されてしまいます。
また、枝が増えれば葉の付きも増えるため、根に負担がかかり、栄養が搾取されます。
美味しいトマトを育てるには、わき芽を摘んで主軸の枝に果実を付けることをおすすめします。
家庭菜園で美味しいトマトを育てたい方の参考になれば嬉しいです。
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