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- かんぴょうって、どうやって作るの?
- くっついたり切れたり、もうかんぴょう作りで失敗したくない!
かんぴょう作りで何度も失敗した経験をもとに、もう失敗しないかんぴょうの作り方をご紹介します。
「かつら剥きが途中で切れる…」
「干した後にかんぴょうがくっつく…」
こんな悩みを解決します!
かんぴょうの失敗しない作り方が分かりますので、お悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
プロが教える!かんぴょうの簡単な作り方
まずは、かんぴょうの作り方をご紹介します。
失敗しない作り方はそれぞれの作る過程でコメントを入れていますので、必ずチェックしてくださいね。
それでは、順に見ていきましょう!
1.夕顔を5㎝幅の輪切りにする
夕顔を約5センチ幅で輪切りにします。
※ここで、ヘタからお尻にかけて縦に切らないのがポイントです。
縦に切ってしまうと、かんぴょうの長さが短くなるため本数が増え、そのぶん干すスペースが必要になります。
2.夕顔の皮をむく
夕顔の周りの皮をむいていきます。
緑色をした固い部分の皮は、炒め物との相性が良いので、捨てずに取って置きましょう。
夕顔の皮のレシピは、こちらの記事で解説しています「夕顔を大量消費!わたから皮までムダなく使う夕顔のレシピ10選」
3.桂(かつら)剥きする
ワタの部分を除いて、桂剥きをしていきます。
桂剥(かつらむ)きとは、円形のものを回しながら、切れないように長~くむいていく方法です。
林檎の皮を剥く際に、よく見かける方法ですね!
桂剥きは包丁でもOKですし、「途中で夕顔が切れちゃう…」という方は、ピーラーを使うと便利です。
※夕顔がつるつるすべって、手元が不安定な時は…
夕顔を持つ手だけ、ゴム手袋をはめると固定するのでおすすめです!
ゴム手袋は、使い捨ての衛生的な手袋を選ぶようにしてくださいね。
4.キッチンペーパーに巻いて冷蔵庫で1日寝かせる
夕顔を細く切った後、すぐに干すのはNGです。
キッチンペーパーで優しく包み、大きめの密封できる入れ物に入れて、冷蔵庫の野菜室で一晩寝かせます。
キッチンペーパーを入れることで、夕顔の水分を吸ってくれるので干す時にくっつきにくいという効果があります。
【※剥いてすぐ夕顔を干すのはNG】
桂剥きしてすぐにかんぴょうを干すと、水分が多い状態なので、乾く過程でくっついてしまうのです。
せっかく丁寧に桂剥きをしても、前後でくっついてしまえば半分の長さになるため、せっかくの努力も水の泡…。
そのため、適度に寝かせて水分を抜いてから、天日干しするのがポイントです!
5.天気の良い日に、麻ひもにかけて干す
冷蔵庫からかんぴょうを取り出して、天気の良い日に天日干ししましょう。
カラカラに晴れていれば、1日でかんぴょうは完成します。
雨の日にかんぴょうを干す場合、屋根の下で直接雨が当たらない場所を選びましょう。
雨の日でもかんぴょうは作れますが、乾燥するまでに3日ほどかかるので、しっかり乾燥しきるまで待つようにしてください。
一度に干せなかったら、冷蔵庫に入れて干すスペースが空くまで保管します。
【※かんぴょうを干すスペースが足りない時は…】
マンションやアパートのベランダでかんぴょうを干すとなると、スペースが足りないなんてことも多いです。
そんな時は、キッチンペーパーでカットしたかんぴょうを優しく包んで、ジッパー付きの保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
干すスペースが空いたら、順次かんぴょうを干していきましょう。
6.1日放置して乾燥しきったら完成
快晴の日は、約1日でかんぴょうが完成します。
乾燥してチリチリになったら、丁寧に麻紐から外して完成です。
※かんぴょうの長さごとに麻紐で束ねておくと、実際に料理するときに使いやすいのでおすすめです!
知っておきたい!プロが伝授するかんぴょう作りの極意
かんぴょうを何度も作って、失敗を重ねてきた私の失敗談をもとに、これだけは気を付けたい5つの極意をご紹介します。
【かんぴょう作りの極意】
- 剥いてすぐ干さない
- ヘタからお尻にかけて縦に切らない
- 冷蔵庫に入れる時はキッチンペーパーで包む
- 冷蔵庫の温度は下げ過ぎない
- 麻ひもにかける時、前後の長さを少しズラす
かんぴょうを初めて作る方や、何度も失敗する…という方は、成功するやり方が分かりますので、ぜひ確認してくださいね。
それでは、見ていきましょう!
1.切った後すぐ干さない
夕顔を切ってすぐの状態は、水分が多く含まれています。
水分が多い状態で干すとくっつくため、定期的に離す作業が必要です。
そのうえ、離すタイミングが遅いと、ガッチリとかんぴょう同士がくっついてしまいます。
無理にかんぴょうを離そうとすると、途中でプツンと切れる可能性が高いので、剥いてすぐに干すことはおすすめしません。
※かんぴょうを剥いたら、優しくキッチンペーパーで包んでジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫で1日寝かせましょう。程度に水分が抜けるので、干す時にくっつきにくくなり、ストレスが断然減ります!
2.ヘタからお尻にかけて縦に切らない
夕顔の桂剥きが面倒だからといって、夕顔をお尻からヘタにかけて縦にピーラーで剥くのはNGです。
実は、夕顔を縦に剥くと桂剥きするよりも長さが短くなるので、それだけ本数が増え、干すスペースが必要になります。
干す場所を広く確保できる場合は問題ないのですが、マンションやアパートのベランダなど、限られたスペースで干す時は注意が必要です。
また、1度で干しきれないので、数回に分けて干さなければならず、そのぶん取り入れたり・干したりする手間もかかってしまいます…(大変!
※かんぴょうの数が多くて全て干せなかったら、キッチンペーパーで優しく包んでジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保管します。干すスペースが空いたら、順次干していきましょう。
3.冷蔵庫に入れる時はキッチンペーパーで包む
冷蔵庫で保管する時、キッチンペーパーを入れないと夕顔の水分が抜けてびちゃびちゃになります。
保存状態が悪いと、夕顔の色が茶色に変色して味や鮮度が落ちてしまいます。
キッチンペーパーを入れることで、水分を吸い取ってくれるので、水が溜まる心配はありません。ぜひ試してみてくださいね。
※キッチンペーパーで包む時は、剥いた夕顔が切れないように優しく扱いましょう。ジップロックなどのジッパー付きの袋に入れる時も同様です。
4.冷蔵庫の温度は下げ過ぎない
夕顔は水分の多い野菜です。冷蔵庫の温度が低すぎると、水分は凍りやすいので、夕顔が凍ってくっつく原因になるので注意しましょう。
2~5度が適温ですが、それよりも低い温度に設定している方は、夕顔を入れる前に一度チェックしてみてください。
5.麻ひもにかける時、前後の長さを少しズラす
麻紐に夕顔を干す時、前後を同じ長さにしてしまうと、くっつく可能性が高いので注意しましょう。
たとえば、前を長くして後ろを短くするなど、1本のかんぴょうを干す時にずらします。
重なりを減らすことで、くっつく部分を減らせるので、風で落下しない程度にずらして重なりを減らすのがポイントです。
野菜たっぷりなヘルシーごはんで、気分を変えてみませんか?
贈り物にも喜ばれる!かんぴょうを可愛くラッピングする方法
かんぴょうは、日持ちするので贈り物としても喜ばれます。
ただ、かんぴょうは干からびた色で、お世辞にも見た目はおしゃれではありません。
そこで、かんぴょうをお渡しする時に喜ばれるラッピングををご紹介します。
大切な方にかんぴょうをプレゼントしたいという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
かんぴょうのギフトラッピングの方法
まずは、かんぴょうを結びます。
輪ゴムなどでも良いですが、麻紐で結ぶとより自然でおしゃれです。
100均などで売っている、透明のフィルムを用意します。
丸めてかんぴょうを入れます。
最後は、空気を入れずに封の閉めましょう。
【封の閉め方】
①口が開いている面を内側に2度折る
②左右の角を折り、逆三角形を作る
③大きめのシールやマスキングテープなどでとめる
そのままビニール袋に入れて手渡しするよりも、断然かわいい見栄えに変わりました。
まとめ
かんぴょうの簡単で失敗しない作り方をご紹介しました。
ポイントは記事内で細かく解説していますが、中でも大切なことは「冷蔵庫で一日寝かせる」ということ。
夕顔は水分の多い野菜ですから、桂剥きしてすぐに干してしまうと、くっついて剥がれなくなりますのでお気をつけください。
何度も失敗した私の実体験が、これからかんぴょうを作る方の参考になれば嬉しいです。
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