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東京から佐渡島へのアクセス方法についてお調べですね。
「佐渡へ最短で行ける交通手段とは?」
「交通費を安く抑えるには?」
「フェリーの種類や違いはあるの?」
と気になる方のために、ここでは東京~佐渡へのアクセス方法や運賃、往復割引、佐渡汽船フェリーの種類などを写真付きで解説しています。
この記事を読めば、佐渡への行き方やフェリーの見どころが分かるので、旅行に役立てることができます。
東京から佐渡島へのアクセス方法
(引用:佐渡汽船公式サイト)
佐渡島へ行くには、まずは東京から新潟県の「新潟港」または「直江津港」まで向かい、船に乗り換えて佐渡島へ行きます。
東京から佐渡島へ行くルートは、こちらの2つです。
東京~佐渡島のルートは2つ
- 東京→→新潟港→→両津港
- 東京→→直江津港→→小木港
次の章では、それぞれのルートの行き方を詳しくご紹介します。
ルート1.東京⇒新潟港⇒両津港の行き方
こちらは、新幹線とフェリーを利用した場合の、東京から両津港へのアクセス方法です。
【行き方・東京駅発】
↓ 【上越新幹線】
↓ 約2時間/10,960円
新潟駅
↓ 【新潟交通・バス】
↓ 約15分/210円
↓
新潟港 佐渡汽船 フェリー乗り場
↓ 【佐渡汽船・フェリー】
↓ 約1時間~2時間30分
↓
両津港
新潟港~両津港を運航する「フェリー」には、複数の種類があります。
そのため、利用するフェリ―によって乗船時間や運賃は異なります。
では「フェリ―の種類や違いとは?」という方のために、次にフェリーについてご紹介します。
フェリー(船)の種類と運賃
新潟港~両津港を運航する佐渡汽船のフェリーには、
- ジェットフォイル
- カーフェリー
の2種類のフェリ―があります。
各フェリーの特徴は、以下の通りです。
乗車時間 | 運賃 | 時間 | |
---|---|---|---|
ジェットフォイル | 約1時間 | 6,990 円 | 約2時間おきに出航 |
カーフェリー | 約2時間30分 | 2,900 円~ | 約3時間30分おきに出航 |
船選びのポイント
- 最短で行きたいなら⇒ジェットフォイル
- 運賃を安く抑えたいなら⇒カーフェリ―
ジェットフォイルが最短で行けるのに対して、カーフェリ―は2倍以上の時間がかかります。
ただし、運賃を抑えたいならカーフェリ―を利用すると、ジェットフォイルの半額以下で乗車することができます。
ルート2.東京⇒直江津港⇒小木港の行き方
以下は、新幹線とフェリーを利用した場合の、東京駅から小木港へ移動するルートです。
↓ 【北陸新幹線】
↓ 約1時間30分~2時間/10,960円
上越妙高駅
↓ 【バス】
↓ 約30分
↓
直江津港 フェリー乗り場
↓ 【カーフェリー】
↓ 約2時間30分/3,110円~
↓
小木港 佐渡汽船 フェリー乗り場
直江津港~小木港を運航するフェリ―の種類は、「あかね」と名付けられた高速カーフェリー「こがね丸」のカーフェリー1台のみです。
(※令和3年にて「あかね」の運行が終了しました。)
カーフェリー「こがね丸」の運賃
佐渡汽船「こがね丸」の運賃は、座席の等級によって異なります。
特等 | 1等 | 2等 | |
---|---|---|---|
大人料金 | 7,910 円 | 4,960 円 | 3,110 円 |
大人料金・往復割引 | 4,540 円 | 2,880 円 | 2,400 円 |
(参照:佐渡汽船公式|運賃表)
小学生以下の「子供料金」が知りたい方は、こちらの「佐渡汽船公式サイト運賃表」からご確認できます。
佐渡行きの船には割引がある!
佐渡汽船フェリーの運賃には「往復割引」が適用されます。
カーフェリ―とジェットフォイルのどちらでも適用されるのでお得です。
往復割引を適用させるには、こちらの2つを満たす必要があります。
- 条件1.往復チケットを同時購入すること
- 条件2.7日以内の行き帰りの便を予約すること
佐渡汽船乗り場には受付窓口があるので、営業時間であれば相談することができます。
より詳しく割引情報は、こちらの「佐渡汽船公式サイト割引情報」からご確認いただけます。
ジェットフォイルとカーフェリーの違いとは?
佐渡汽船フェリーの「船内の施設や、スペックに違いはあるの?」と気になるかと思います。
そこでここからは、ジェットフォイルとカーフェリーの特徴をそれぞれご紹介します。
佐渡汽船の船の種類や特徴が分かるようになるので、佐渡島への旅行に役立てることができます。
それでは、見ていきましょう。
ジェットフォイルとは?特徴をわかりやすく解説
ジェットフォイルの航路は、新潟港~両津港の区間です。(※直江津港~小木港の航路は運航していません。)
佐渡汽船ジェットフォイルの船は3つあり、
- ぎんが
- すいせい
- つばさ
という名前が付けられています。
時間帯によって、出航しているフェリーの種類が異なっており、チケットを予約する際に船名が分かりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ジェットフォイルの詳しい特徴も見ていきましょう。
特徴1.機能:最高速度は80㎞
ジェットフォイルの最高時速は80kmと、とてもスピードの出る船のために別名「海の飛行機」とも呼ばれています。
その速さは、カーフェリーが2時間30分かかるのに対して、ジェットフォイルは約1時間で到着するほど。
最短で佐渡島へ向かいたい場合には、ジェットフォイルの利用がおすすめです。
特徴2.デザイン:マリンカラーを基調
ジェットフォイルのデザインは、船の種類によってことなりますが、主にマリンカラーを基調としたオシャレな色合いです。
ブルーのラインは、スピードの速さをイメージさせますね。
特徴3.内装:海を近くに感じる船内
佐渡汽船のジェットフォイルは、1階と2階に乗車席が設けられており、コンパクトな造りをしています。
そのため、ジェットフォイル船内から見える景色は、海を近くに感じることができますよ。
車内にはトイレや大型テレビなどが設置されているので、安心して移動することができます。
カーフェリーとは?特徴を分かりやすく解説
佐渡汽船のカーフェリーには、
- おけさ丸
- ときわ丸
あかね⇒こがね丸
の3つがあります。
おけさ丸→ときわ丸→あかねこがね丸の順に年代が新しくなり、大きさはコンパクトなサイズへと変化します。
それでは、カーフェリ―3種類の特徴について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
令和3年より「あかね」の利用が終了し、「こがね丸」に変更になりました。
カーフェリー1.歴史ある大型船「おけさ丸」
(引用:佐渡汽船公式|おけさ丸)
おけさ丸は、現在使用している佐渡汽船カーフェリーの中で、最も歴史の長い船です。
導入されたのは1993年。
総トン数は5,862トン、134.70mと巨大なボディを備えています。
代々使用された「おけさ丸」の名を引き継ぎ、現在使用されているのはおけさ丸「三代目」。
船内には、お土産コーナーやペット用の遊び場、イベントスペースなどがあります。
中でも、最上階に設けられたスイートルームでは、海を高い場所から一望できる絶景スポットを楽しむことができます。
(引用:佐渡汽船公式|おけさ丸)
子供から大人まで、移動時間を飽きることなく乗船するための配慮が施されています。
歴史のあるカーフェリーに乗りたい方は、ぜひ「おけさ丸」をおすすめします。
カーフェリー2.綺麗な設備が整う「ときわ丸」
ときわ丸は、2014年から利用されている比較的新しいカーフェリーのため、船内はとてもきれいです。
本記事でご紹介した「おけさ丸」よりも乗車人数が約200人程少ない、総トン数は5,380、全長125mのボディを持つ大型船。
船外でくつろげるベンチもあるので、日本海を眺めながら乗車時間を過ごすことができますよ。
そのほか、おけさ丸と同様に最上階にあるスイートルームや、イベントスペース、フードコートやキッズスペース、ペットルームなどの施設が充実しています。
こちらの「カーフェリ―の特徴と3つの種類!ときわ丸の見どころ7選も解説」の記事では、ときわ丸の船内の魅力7つをご紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
カーフェリー3.高速移動する末っ子「あかね」
カーフェリー「あかね」の運行は、令和3年で終了しています。
「あかね」と名付けられたこちらの船は、佐渡汽船のカーフェリーの中でも最も早い「高速カーフェリー」として活躍しています。
船外にはトキが大きく描かれており、佐渡汽船らしいデザインが見られますよ。
あかねは佐渡汽船の中でも最も新しい船で、2015年より利用開始され、おけさ丸・ときわ丸よりもコンパクトな船です。
したがって、スピードが速いため「高速カーフェリー」と呼ばれています。
佐渡汽船カーフェリーには「カーフェリー三姉妹」のキャラクターがデザインされています。
長女:おけさ
二女:ときわ
末っ子:あかね
最も歴史ある「おけさ丸」は長女、「ときわ丸」は二女、そして近年導入された「あかね」は末っ子。
可愛らしい制服には、フェリー外観のイラストや、佐渡島の形をしたブローチ、カーフェリーの車などがデザインされています。
佐渡汽船乗り場やカーフェリ―船内では、カーフェリ三姉妹のポスターが貼られていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
佐渡汽船限定のお土産!佐渡の夕日ドーナツ
カーフェリー船内でしか購入できない、限定のお土産を購入したい方は「佐渡の夕日ドーナツ」がおすすめです。
パッケージには佐渡汽船カーフェリーのイラスト、持ち手の部分には「夕日」と「ドーナツ」を掛け合わせた円形のデザインが施されています。
味の種類は5つあり、どれも佐渡産のフルーツや食べ物なので、お土産として喜ばれます。
佐渡の夕日ドーナツの味はこちら。
ドーナツの味5つ
- 佐渡産越後姫
- 北雪梅酒 佐渡産梅の実
- 佐渡産ル・レクチェ
- 佐渡産みかん
- 佐渡乳業 牛乳
佐渡産フルーツや地元の日本酒など、様々な味の変化を楽しめます。
一般のお土産売り場で購入できず、佐渡汽船カーフェリーの船内限定で販売されている商品なので、なかなか手に入りません。
そのため、ぜひ乗船する際には「佐渡の夕日ドーナツ」を探してみてくださいね。
繁忙期は予約が取りづらい!ホテル&レンタカーは早めにしておくべき
佐渡ホテルやレンタカーは、繁忙期になると予約がいっぱいになり、宿泊できないことも多いです。
実際に私も、ホテルの予約が取れずに車中泊で過ごしたことがあります。
そのため、佐渡へ行く際は早めにホテルを予約しておきましょう。
また、交通手段はバスのみのため、レンタカーは必須です(島内に電車や新幹線はありません)。
佐渡のホテルはこちらからお得なクーポン付きで確認できますので、お早めにご確認ください。
まとめ
以下は、本記事でご紹介した東京から佐渡島までのアクセス方法です。
- 東京→→新潟港→→両津港(佐渡島東側着)
- 東京→→直江津港→→小木港(佐渡島南側着)
東京~新潟港や直江津港までは「新幹線」や「高速バス」で行き、港からは佐渡汽船のフェリーで向かいます。
また、佐渡汽船のフェリーには様々な種類がありますので、本記事でご紹介したフェリーの特徴を知っておくとことで、より旅行を楽しむことができます。
東京から佐渡へスムーズにアクセスできることを願っています。
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