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サッカー大国フランスは、ワールドカップでポーランドを倒しベスト4入りを果たしました。
2022年W杯のフランス代表には数多くの有能な選手が在籍していますが、中でも二人の選手が大きな成果を残しています。
今回のフランス各ニュースでは、その二人の選手を称える内容が書かれていました。
いったいその選手は誰なのか、そしてこの勝利をフランス国民はどう感じているのかをフランス語を学びながら見ていきましょう。
フランス、ポーランドやイングランドを倒しベスト4入り|フランスニュース
ワールドカップ2022のベスト8とベスト4をかけた試合では、フランスの二人の代表選手が大活躍しました。
フランス語を学びながら、どのような活躍ぶりを見せたのか翻訳してみましょう。
les blues(フランス代表)がポーランドを圧倒させた
フランス代表は2022年のワールドカップのポーランド戦で、代表のロベルトが率いるチームメイトを、フランスが圧倒させました。
このことをフランス語で、
Les Bleus ont dominé les coéquipiers de Robert Lewandowski.
→「フランス代表はロベルト・レヴァンドフスキ率いるチームを圧倒した」
Les Bleusとは、サッカーのフランス代表チームの愛称。
フランス代表が着る青のユニフォームが由来しています。ちなみに、les Bleusはフランスのラグビー代表の愛称としても使用されています。
単語を個別に見ると
- ont dominé(圧倒した)
- les coéquipiers(チームメイト)
- de(~の)
- Robert Lewandowski(ロベルト・レヴァンドフスキ:ポーランド代表の選手)
となります。
フランス代表の二人の有能選手とは?
ワールドカップはフランス語で、coupe du monde。
W杯で活躍した二人の有能選手とは、こちらです。
- Kylian Mbappé(キリアン・エムバペ:フランス代表選手)
- Olivier Giroud(オリヴィエ・ジルー:フランス代表選手)
ベスト8を掛けたポーランド戦では、多大な貢献をしてフランス国民から賞賛されました。
フランス語で表現するならば、
La France reconnaissante au Mbappé et Giroud contre la Pologne.
選手名を強調したい時は、文頭に名前を置きます。
Au Mbappé et Giroud, la France reconnaissante contre la Pologne.
この文章の主語は la france、目的語は Mbappé et Giroud、形容詞はreconnaissante(感謝)という構成です。
エムバペ選手とジルー選手の活躍
具体的に二人の有能選手がどのような貢献をしたのかというと、ジルー選手はベスト8を掛けたポーランド戦で代表通算52点を決め、歴代の最多得点記録を更新しました。
そしてエムバペ選手は、ポーランド戦で2ゴール1アシストを行い、得点に多大な貢献をしたのです!すごい!
このことをフランス語で表現すると、
L’occasion pour Giroud de battre un record et pour Mbappé de marquer les esprits.
「この機会でオリヴィエ・ジルー選手は(歴代最多得点)記録を更新し、キリアン・エムバペ選手は才能を示した」
この文章の重要単語はこちら。
- marquer(示す)
- les esprits(才能)
- battre un record(記録を更新する)
このことから、二人の選手の活躍ぶりが読み取れますね。
フランス代表のキリアン・エムバペ選手ってどんな人?
フランス代表のキリアン・エムバペ選手は、私生活での振る舞いはもちろんのこと、サッカーでの評価もとても高いです。
ワールドカップのフランスチームを率いるDidier Deschamps(ディディエ・デシャン)監督によると、口数が少ないと言われるエムバペ選手に対して『彼は足を使ってよく話す』」と記者会見で話しているそうです。
また、フランスニュースはエムバペ選手について「un masque de Zorro dans le désert」「Mutique mais sauveur」と表現していました。
単語を見ると、un peu Bernardo(少しベルナールのよう)avec un masque de Zorro (ゾロのマスクをした)dans le désert(砂漠で)⇒「砂漠でゾロのマスクをしたベルナールのよう」と表現しています。
ほかには、Mutique(無口) mais(だけど) sauveur(救世主)⇒「無口だが救世主」。
ちなみに、Mutiqueという単語、どこかで見たことありませんか?
そう、カタカナでも見かける「ミュート」と同じ意味です。スマホから音を消して静かにしたい時は音量をミュートにしますよね。
Sauveurも同じく、カタカナで救助する人を「ライフセーバー」と言いますよね。そのセーバーの語源でもあります。
そう考えると、フランス語は英語と似ている発音も多く、日本語に取り入れられている単語も多いことが分かります。
まとめ
サッカー大国フランスは、順調にベスト4入り。やはり強者でしたね。
この記事から、フランスが勝利について喜んでいること、二人の優れた選手が在籍していることが読み取れました。
今回の重要単語もおさらいしておきましょう。
- duo:コンビ
- les coéquipiers:チームメイト
- dominer:圧倒する、支配する
- battre un record:記録を更新する
- reconnaissance a qn:~に感謝する
- Mutique:無口
- conférence de presse:記者会見
- défender:守る、弁護する
- enfin:つまり、要するに
- enjamber:飛び越す、またぐ
- enjamber l’obstacle:障害を乗り越える
- une place en demi-finale.:準決勝
À bientôt!