Ciao!
イタリア語で「ありがとう」「ごめんね」と伝えられたら、様々な場面で役に立ちます。
買い物の会計と一緒にお店の人に伝える「ありがとう」。歩行中に人にぶつかってしまった時の「ごめんなさい」。
どんな場面でも使うことができ、些細なニュアンスも最大限に伝えられる言葉です。
この記事では、場面ごとに使い分けられる6種類の「ありがとう」と「ごめんなさい」をご紹介します。
「ありがとう」「ごめんなさい」を習得して、ぜひ自分の気持ちをイタリア語で伝えてみましょう。
イタリア語で伝える「ありがとう」のフレーズ6選
Grazie(グラッツェ)
⇒ありがとう
※Grazieは、お店や職場など場所を選ばずどんなシーンでも使える単語です。
Molte grazie(モルト グラッツェ)
⇒どうもありがとう
※Molte grazieは、家族や友人に対して「カジュアルな場面」で使うことが多いです。「ありがとね」「どうも」というニュアンスです。
Grazie mille(グラッツェ ミッレ)
⇒本当にありがとう
※milleは「1,000・無数の」という意味。つまり、「1,000回分の感謝」という意味合いです。「ありがとう」だけでは足りず、より強調して「本当にありがとう!」と伝えたい時に使えそうですね。
Grazie di tutto (グラッツェ・ディ・トゥト)
⇒色々とありがとう
※Grazie di tuttoは、1日中アテンドしてくれた友人や、いつもお世話になっている人など「複数の事柄に感謝を述べる」時に使われます。
La ringrazio tanto (ラ・リングラヅィオ・タント)
⇒ありがとうございます
※ビジネスシーンなど、ややかしこまった時に使うことが多いです。
Grazie tante / Tante grazieグラッツェ・タンテ)/(タンテ・グラッツェ)
⇒(皮肉交じりの)ありがとう
※「おかげさまで」といった批判的な意図も含む言葉です。発音に注意をして、批判的なニュアンスかどうかという相手の意図を汲み取る必要があります。
イタリア語で伝える「ごめんなさい」のフレーズ6選
Scusi(スクージー)
⇒すみません
※レストランで定員を呼ぶ時や人にぶつかってしまった時などに使えます。人ごみを避けて前に進みたい時は、「Scusi, mi fa passare?(すみません、通してもらえますか?)」で伝えられます。
Mi scusi(ミ スクージー)
⇒すみません
※sucusiよりも少しだけ丁寧な言葉です。
Mi dispiace(ミ・ディスピアーチェ)
⇒ごめんなさい
※一般的に使われる謝罪の言葉です。友達から先生まで、幅広い人を対象に使えます。
Mi dispiace tante(ミ・ディスピアーチェ・タント)
⇒本当にごめんなさい
※強調する言葉「tante」を付けると「本当に」というニュアンスが含まれます。
Sono costernato(ソーノ コステルナート)
⇒大変申し訳ございません
※仕事で大きなミスをした際など、失敗をしてお詫びの言葉を伝える際に使われます。
Mi perdoni(ミ ぺルドーニ)
⇒お許しください
※友達や家族、カップルの間でも使えるフレーズです。知らない人にぶつかってしまった時は、「Mi scusi, mi perdoni(すみません、許してください)」のように使えます。
最後に
イタリア語の「ありがとう」と「ごめんなさい」を表す言葉は、たくさんあります。
ぜひ会話の場面に合わせて、フレーズを使い分けられると会話がより楽しくなります。
ぜひ、フレーズを覚えて気持を相手につたえてみましょう。
それでは、 presto(またね)!