TOEICのリーティングでよく出る5問│目指せTOEIC800点ブログ

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英語の文法は日本語と大きく異なるので、どうしても苦手意識があります。

今回は、TOEICの英文法で間違えやすいポイントを5つピックアップしてご紹介します。

実際に私が勉強をして、何度も間違えた英文法でもあります。

TOEICの英文法の復習として、よろしければご参考にしてください。

TOEICリーディングで覚えたい5つのポイント

この記事では、TOEICのリーディング問題を回答する際に、重要となるポイントをまとめました。

ご紹介する内容は、こちらの5つです。

  • 自動詞は受動態にならない
  • 受動態は目的語をとらない
  • 前置詞に続くのは名詞
  • V+ing(分詞構文)は〇〇を表す
  • 不定詞と動名詞の違い

それでは順に見ていきましょう。

1.自動詞は受動態にならない

英語の文法では、「自動詞は受動態にならない」というルールがあります。

そもそも自動詞とは、その動詞単体で言葉が通じる言葉を指します。

一方で他動詞とは、動詞だけでは意味が通じず、目的語が必要な言葉です。

具体的な例も見てみましょう。

自動詞:I go to Japan. = go +前置詞+名詞
→受動態にはできない。

他動詞:I draw the picture. =draw +目的語
→受動態:The picture is drawn by me.

例文を見てもお分かりの通り、他動詞は受動態にできますが、自動詞はできません。

その理由は、自動詞は単体で意味が通じるため、ものを物(名詞)を主語にし、必要に応じて動作主が付く『受動態』にはできないからです。

過去形・過去完了形は間違えやすいので注意

過去形や過去完了形の形は、間違えやすいので注意が必要です。

たとえば、arrive(到着する)という自動詞の例文を見てみましょう。

・She has been arrived⇒×
She has been arriving⇒〇

・I was arrived⇒×
I arrived⇒〇

例文を見ると、過去形の場合も同様に、自動詞は受動態にはできないことが分かります。

自動詞の前にbe動詞は入らないことを覚えておくと、スムーズにTOEICの選択肢を回答できそうです。

2.受動態は目的語をとらない

「受動態は目的語をとらない」という、TOIECの出題頻度の高いルールがあります。

受動態には、「目的語が必要な”他動詞”が含まれるから目的語は必要では?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

ルール1では『受動態に自動詞は使われない(つまり、他動詞が含まれる)』ことを解説しました。

そして受動態の文章は、もともとの目的語が主語になっているので、目的語は必要ありません。

こちらの例文をご覧ください。

She made the bouquet.
(彼女は花束を作りました)

→The bouquet was made by her.
(この花束は彼女によって作られました)

もともと目的語であったbouquet(花束)は、受動態では主語に使われています。

したがって、受動態では主語を取らないため、TOEIC穴埋め問題で受動態が出たら続く空欄に目的語を入れないことがポイントです。

3.前置詞に続くのは名詞

TOEICの穴埋め問題では、前置詞に続く単語が求められるケースが頻出します。

前置詞の次は名詞が来るので、ルールを覚えてスムーズに回答しましょう。

こちらの例文では、「at」が前置詞「school」が名詞です。

She is at school.

前置詞の前に否定の「no」が入るケースも同様です。

前置詞が来たら、続くのは名詞と覚えておきましょう。

4.V+ing(分詞構文)は〇〇を表す

分詞構文とは、分詞(動詞が形容詞や副詞に変化したもの)が副詞節として働く構文を指します。

主に分詞構文は、時、原因・理由、条件・譲歩、結果を表す意味で使われます。

特徴は、以下の通りです。

  • 時:when, while, asと同じ働きをする
  • 原因・理由:because, as, sinceと同じ働きをする
  • 条件・譲歩:if, althoughのように、「もし~ならば」「~だが」と訳せる
  • 結果:andのように、「~しながら」と訳せる

具体的な使用例もご紹介します。

①Being a student, I have to go school.(学生なので、学校へいかなければなりません)

②The group has been performing for 10 years, having toured more than 30 countries worldwide.(このグループは、世界30か国以上をツアーして10年になります)

2つ目の例文のように、完了形の場合haveが変化する点にも注意が必要です。

TOEIC part5の短文穴埋め問題では分詞構文が出題される頻度が高いため、覚えることで点数が取りやすい問題です。

5.不定詞と動名詞の違い

TOEICの穴埋め問題では、不定詞と動名詞の使い分けが出題する傾向があります。

そこで、不定詞と動名詞の違いについて、簡単にまとめてみました。

不定詞と動名詞の特徴

・不定詞:to+動詞の原形(未来について話す時に使う)
→I tried to lift the stone. (この石を持ち上げようとする)

・動名詞:V-ing(過去について話す時に使う)
→We enjoyed talking about last night’s party(私たちは昨夜のパーティーの話を楽しんだ)

不定詞と動名詞は、どちらも「~すること」という意味を持ちます。

不定詞と動名詞の使い分けのポイント

使い分けのポイントもご紹介します。

  • 不定詞:「~すること」「~するための」といった、未来の行動や状態、意思、感情などに用いられることが多い
  • 動名詞:「~している」「~したこと」といった、現在または過去についての動作に用いられることが多い

TOEICのPart5でこの問題が出題された場合、動詞だけで判断できるケースもあれば、文全体の意味が分からないと回答できないケースもあります。

そのため、選択肢に不定詞・動名詞が残ったら、意味や時制などから判断することができます。

まとめ

今回は、TOEICの穴埋め問題Part5における、出題頻度の多い文法を5つご紹介しました。

実際に私がTOEICの学習を行い、何度も間違えた英文法をピックアップしています。

この記事が、私と同じようにTOEIC学習をする方の参考になれば嬉しいです。

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