記事内に広告(PRなど)を含む場合があります。
りんご酢は、どのように発酵してビネガー・お酢になるの?
林檎からビネガー(お酢)がどのようにして作られるのか気になり、
りんご酢を作る過程で観察した様子を、写真付きでまとめてみました。
林檎からビネガーになる過程が詳しくわかりますので、ぜひ参考にしてください。
※りんご酢の詳しい作り方は、こちらの記事で解説しています。
材料はりんごと水だけ!写真付きでりんご酢の作り方をわかりやすくご紹介【写真付き】りんごがビネガー(お酢)になるまでの流れ
- りんごがお酢になるイメージが持てない…
- 本当に自宅でりんご酢が作れるの?
リンゴ酢づくりを始める前は、このような疑問を感じていました。
そこでここでは、これからりんご酢を作られる方向けに、リンゴがお酢になるまでの過程を写真付きでまとめました。
実際に体験して感じた気づきなども載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。
1日目:水に濁りは見られない
林檎を水につけた当日です。
この日は、数時間経っても水に濁りは見られませんでした。
林檎の色も鮮やかな黄色で、中心部分に蜜が含まれているのが分かるほど、はっきりと林檎の形をしているのが分かります。
3日目:りんご酢の水が濁りはじめる
3日目のりんご酢は、水が濁っているのを観察できました。
瓶のふたを少し開けているため、発酵がスムーズに進みます。
りんご酢作りから3日が経過して、すでに発酵している様子が分かりました。
6日目:りんご酢の上部に泡が現れる
6日が経過すると、保存瓶の上部に泡が見られました。
林檎が熟されたような色に変わり、鮮やかな黄色からオレンジ色に変色しています。
順調に発酵が進んでいるようです。
13日目:りんごの色がはっきりと変色した
2週間が経過すると、林檎が発酵し、段々とビネガー(お酢)になる様子が顕著に表れていました。
泡の量が増え、林檎の色がはっきりとオレンジ色に変色していました。
そして、はじめは透明だった水が、瓶の底が分からないほど濁るようになります。
1ヶ月後:りんご酢が茶色に変色した
1ヶ月が経過すると、林檎と水の色が、オレンジ色から茶色に変色していました。
ビネガー(お酢)らしい色に近づき、もはや瑞々しい果物とは言えません。
香りも発酵した匂いが強くなりました。
2ヶ月後:りんご酢に澱が溜まる
2ヶ月が経過すると、りんご酢の底に澱(おり)が溜まっていました。
水の色はくすみ、こげ茶色に近い暗い色に変わりました。
林檎は色素が抜けて、白や透明に近い色に変化していました。
2ヶ月後半後:林檎が水底に沈む
2ヶ月と数週間経過すると、これまで水面に浮かんでいた林檎が、水底に沈む様子が見られました。
林檎が水底に沈んだので、十分に熟しきった証拠です。
3ヶ月後:りんご酢の匂いがきつくなる
りんご酢は3ヶ月経つと、匂いがとてもきつくなりました。
直接嗅いでみると、発酵した匂いが鼻に残り、正直とてもクサイです。
味見をしてみましたが、お酒のような深みのある香りを感じました。
ただ、かなり刺激が強すぎで、直接飲むには正直キツイです。
りんご酢を上から見ると、完全に濁りきっているのが分かります。
瓶の底は、全く見えませんでした。
6ヶ月後:りんご酢を熱したら発酵が止まっていた
完成したりんご酢は、火にかけて発酵を止めますが、その後は発酵がみられなくなります。
発酵している場合、瓶の蓋を開けた際に、中から圧がかかり「ボンッ」と圧力を感じるのですが、火にかけた後は感じられませんでした。
火にかけると発酵がしっかり止まるんですね。凄い!
りんご酢の味は、3ヶ月目に舐めた時に感じたようなキツい味ではなく、熟成されたまろやかな味に変化していました。
まとめ
この記事では、林檎がリンゴ酢になるまでの過程を写真付きでご紹介しました。
約半年間かけて、発酵を続けてまろやかなリンゴ酢へと変化していきました。
材料はリンゴと水だけで、簡単にリンゴ酢が作れます。
リンゴ酢の詳しい作り方はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてくださいね。
材料はりんごと水だけ!写真付きでりんご酢の作り方をわかりやすくご紹介 りんご酢の余った実・残りカスを使ったアレンジレシピ5選