記事内に広告(PRなど)を含む場合があります。
Ciao!イタリア語を独学するamiです。
病院で症状や病状を伝えるイタリア語の単語を一覧表にまとめました。
医師に病状を伝えるイタリア語フレーズや、実際の会話例も載せています。
病気の症状をイタリア語で説明する場面で役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
病院で役立つ!症状を伝えるイタリア語の単語一覧表
もしも具合が悪い時、病状を伝えるイタリア語を知っていれば、助けを求められます。
そこでここでは、病気の症状にまつわるイタリア語を以下の3つに分けてご紹介します。
ご紹介するイタリア単語
気になるタイトルをクリックすると、見出しにジャンプします。
イタリア語の名詞はすべて、男性名詞・女性名詞のどちらかに当てはまり、名詞の性によって冠詞が異なります。
そのため、この記事でご紹介する一覧表内の「名詞の性」の欄では、男性名詞・女性名詞を以下の頭文字で表記しています。
- 男性名詞:sostantivo maschile⇒ m
- 女性名詞:sostantivo femminile ⇒ f
それでは実際に、見ていきましょう。
1.病院にまつわるイタリア語一覧表
まずは、病院でよく使われるイタリア語をご紹介します。
イタリア語 | 名詞の性 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
ambulanza | m | ウナンブランツァ | 救急車 |
ospedale | m | オスペダーレ | 病院 |
dottore | m | ドットーレ | (男性の)医者 |
dottoressa | f | ドットーレッサ | (女性の)医者 |
medico | m | メディコ | (男性の)医師 |
medica | f | メディーカ | (女性の)医師 |
farmacia | f | ファルマチーア | 薬局 |
ricetta medica | f | リチェッタ メディカ | 処方箋 |
iniezione | f | イニエッツィオーネ | 注射 |
pillola | f | ピッロラ | 丸薬 |
もし怪我をした時でも、ambulanza(救急車)ospedale(病院)といった単語を知っていれば、すぐに助けを求めることができます。
また、dottore(医師)medico(医者)という名詞は、主語が女性の場合はdottoressa・medicaと女性名詞に語尾が変わる点に注意が必要です。
2.病状や病気・病名を表すイタリア語一覧表
病院で医師に症状を伝える単語を学びましょう。
イタリア語 | 名詞の性 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
dolore | m | ドローレ | 痛み |
nausea | f | ナウゼア | 吐き気 |
vomito | m | ヴォミト | 嘔吐 |
diarrea | f | ディアレア | 下痢 |
mal di testa | m | マルディテスタ | 頭痛 |
dolori addominali | m | ドローリィ アッドミナーリ | 腹痛 |
Colpo della strega | m | コルポ デッラ ストレーガ | ぎっくり腰 |
infiammazione | f | インフィアンマッツィオーネ | 炎症 |
infarto | m | インファルト | 心臓発作 |
polmonite | f | ポルモニーテ | 肺炎 |
difficoltà a respirare | f | ディフィコルタ レスピラーレ | 呼吸困難 |
pressione sangue alta | f | プレッスィオーネ サングエ アルタ | 高血圧 |
allergia | f | アッレルジーア | アレルギー |
gastroenterite | f | ガストロエンテリーテ | 胃腸炎 |
emorragia | f | エモッラジーア | 出血 |
emorragia nasale | f | エモッラジーア | 鼻血 |
febbre | f | フェッブレ ナサーレ | 熱 |
influenza | f | インフルエンツァ | インフルエンザ |
coronavirus | – | コロナウイルス |
ぎっくり腰の「Colpo della strega」は、日本語訳で「魔女の一撃」という意味になります。
コロナウイルスが流行している近年では、
- 熱(febbre)
- 呼吸困難(difficoltà a respirare)
- 肺炎(polmonite)
- コロナウイルス(coronavirus)
などの単語を耳にすることが多いかと思います。
ニュースでもよく見かけるイタリア語ですので、これらの単語を知っていると役に立つでしょう。
3.体を表すイタリア語一覧表
どこが痛いのかを伝える時は、体の位置を示す必要があります。
そこで、体にまつわる単語をご紹介しますので、ぜひ活用してください。
イタリア語 | 名詞の性 | 読み方 | 日本語 |
---|---|---|---|
testa | f | テスタ | 頭 |
gamba | f | ガンバ | 脚 |
piede | m | ピエーテ | 足 |
stomaco | m | ストマーコ | 胃 |
gola | f | ゴーラ | 喉 |
denti | m.pl | デンティ | 歯 |
occhio | m | オッキオ | 目 |
lingua | f | リングア | 舌 |
orecchio | m | オレッキオ | 耳 |
mani | f.pl | マーノ | 手 |
polmone | m | ポルモーネ | 肺 |
cuore | m | クオーレ | 心臓 |
ventre | m | ヴェントレ | 腹 |
dorso | m | ドルソ | 背中 |
※「名詞の性」欄の「pl」とは、イタリア語で複数形をあらわすpluraleの頭文字です。
「歯」や「手」という単語は、数本から成り立つことから複数形で表現される点に注意が必要です。
例えば、単数形はdente、manoですが、複数形の場合はdenti、mamiとなります。
イタリア語で「右の~」はdestro、「左の~」はsinistroです。
たとえば、右と左に分けて体の一部を言う場合は、
- 右の手:mano destro
- 左の手:mano sinistro
- 右の耳:orecchio destro
- 左の耳:orecchio sinistro
と表すことが可能です。
イタリア語で体や健康にまつわる単語がまとめられている、こちらのテキストもおすすめです。
日常生活や緊急時に役立つ3700語のイタリア語が、この一冊で分かりますのであわせてご活用されてみてください。
病状を伝え、助けを求めるイタリア語フレーズ
ご紹介した単語を活用して、症状や病状を伝えるイタリア語のフレーズも見ていきましょう。
以下の3項目に分けてフレーズを解説していきます。
ご紹介するフレーズ
気になるフレーズをクリックすると見出しにジャンプします。
「頭が痛い」「気分が悪い」などの伝え方や、「救急車を呼んでください」などのお願いする言い方などが分かりますので、ぜひ参考にしてください。
1.症状・病状を伝えるイタリア語のフレーズ
症状や病状を伝えるイタリア語のフレーズから見ていきましょう。
Ho mal di~
~が悪い(痛い)です
Ho mal di~のあとに体の単語を入れると、「〇〇が痛い」と表現できます。
たとえば、
・Ho mal di stomaco.
→胃が痛いです。
・Ho mal di gola.
→喉が痛いです。
・Ho molt mal di testa.
→頭がとても痛いです。(※molt=とても)
これらのように、体を表す単語をHo mal diのあとに入れるだけで、痛いところを伝えることが可能です。
その他の症状や病状を伝えるイタリア語フレーズも見ていきましょう。
・Sono malato.
→気分が悪いです。
・Ho la febbre.
→熱があります。
・Ho difficoltà a respirare.
→呼吸が苦しいです。
・Sono allergico al grano saraceno.
→私は蕎麦のアレルギーです。
・Sono allergico all’uovo.
→私は卵のアレルギーです。
・Ho la tosse e il mal di gola.
→咳があり、喉も痛いです。
・A volte ho dolore alla schiena.
→私は時々背中が痛みます。
汎用的に使えるフレーズは「Mi fa male qui.」です。
日本語訳で「ここが痛いです」の意味で、単語を忘れても、指をさして痛い所を伝えることができます。
薬局で薬が必要な場合は、こちらのフレーズが役立ちます。
・Posso avere delle medicine ?
→薬をいただけますか?
・Può indicarmi una farmacia ?
→薬局はどこですか
2.救急車・医者を呼ぶイタリア語のフレーズ
ここからは、こちらの3つのシチュエーション別に、助けを求めるイタリア語フレーズをご紹介します。
何かを呼び寄せる時は、これらのイタリア語が使えます。
- per favore:お願いします
- chiamare:呼ぶ
- ambulanza:救急車
実際の活用例も見ていきましょう。
・Per favore, chiamate un’ambulanza.
→救急車を呼んでください。
・Può chiamare un’ ambulanza, per favore?
→救急車を呼んでいただくことは可能ですか?
・Può chiamare un medico/dottore, per favore?
→医者/医師を呼んでいただくことは可能でしょうか?
・Per favore, chiamate un medico/dottore.
→医者/医師を呼んでください。
場所を尋ねる時は、こちらのフレーズが使えます。
Dov’è~(~はどこですか?)
・Dov’è l’ospedale?
→病院はどこですか?
・Dov’è il pronto soccorso più vicino?
→一番近い救急病院はどこですか?
タクシーに乗って運転手に行き先を伝える時は「Può portarmi in ospedale」でOKです。
日本語訳で「病院へ連れていってください」です。
語尾に「per favore(お願いします)」も加えれば、丁寧な表現で伝えられます。
→Può portarmi in ospedale, per favore?
3.医者・医師の診断にまつわるフレーズ
病院での問診で、医師が何を言っているのか理解するために、よくある質問や診断結果のイタリア語フレーズをまとめました。
まずは、問診で聞かれるイタリア語フレーズをご紹介します。
・Come posso aiutarla?
→どうしましたか?
・Dove le fa male?
→どこが痛みますか?
Quali sono i sintomi?
→どのような症状がありますか?
・Hai la tosse?
→咳がでますか?
・Prova dei dolori?
→痛みはありますか?
・Per favore, si sdrai sul lettino.
→診察台の上に横になってください
・le darò una ricetta per la farmacia.
→処方箋を出します。
・le darò alcune medicine.
→お薬を出します。
・le farò un iniezione.
→注射をします。
【実践編】病院で患者と医者によるイタリア語会話の例
病院で役立つ単語やフレーズは、覚えられたでしょうか?
ここからは実践編として、病院で医者と患者による対話の例もご紹介します。
実際の会話のイメージが湧きますので、ぜひ参考にしてください。
患者:Buon giorno.(こんにちは)
医者:Buon giorno.Come posso aiutarla?(こんにちは。どうなさいましたか?)
患者:Sono malato.(気分が悪いです)
医者:Quali sono i sintomi?(症状は何でしょうか?)
患者:Il mal di gola e ho difficoulà a respirare.(喉が痛くて、呼吸が苦しいんです)
医者:Hai la febbre?(熱はありますか?)
患者:Ho la febbre alta.(高熱があります…)
医者:Da quanto tenpo si sente così?(その症状はどのくらい続いていますか?)
患者:Tre giorni, ma ora sta peddiorando. Qual è la diagnosi?(3日間続き、今でも悪化しています。診断結果は何でしょうか?)
医者:Sembra che lei abbia l’influenza.(インフルエンザのようです)
患者:Cosa dovrei fare?(どうすれば良いのでしょうか)
医者:Le darò alcune medicine et dovrebbe stare a riposo.(お薬を出しますので、安静にしてください)
患者:La ringrazio, dottore/dottoressa.(先生、ありがとうございます)
医者:Prego, Arrivederci.(どういたしまして。さようなら)
イタリア語が上達する!AIなので気を遣わずにどんどん話せる語学アプリ
「イタリア語が話せるようになりたい」
けれど・・・
- 勉強が続かない…
- 話すのが恥ずかしい…
- モチベーションが上がらない…
- イタリア語を使う機会がほとんどない…
難しい内容につまづいたり、一旦モチベーションが下がってしまうと、勉強が長続きしないことは多いです。
しかし、いざイタリア語ネイティブとの会話レッスンを受けてみても・・・
自分が話せないことへの恥ずかしさや、言葉が出てこない間の空いた時間に
「相手に申し訳ない」
「レッスン料が無駄になってしまった…」
と感じることもあります。
そこでおすすめは、イタリア語会話をAIと実践できるスマホアプリ【gymglish】です。
「gymglish」のメリット
- 会話に自信が持てるようになり恥ずかしさが消える
- レベルチェックが受けられるので自分の現在地が分かる
- イタリア文化のテーマが面白く長続きしやすい
「gymglish」では、イタリア語文化をテーマに、イラストや漫画などを用いて楽しく学ぶことができます。
会話練習のパートでは、ネイティブ音声のAIが対応してくれるため、気兼ねなく会話できるのが魅力です。
AIの精度はとても高く、的確でスムーズな返答をくれるので「イタリア語の会話が楽しい!」と思える経験が増えます。
今なら無料体験のキャンペーンが受けられますので「レベルチェック」と「AIとの会話」をぜひ無料で体験されてみてください。
イタリア語の会話が上達する
まとめ
この記事では、病院で症状や病状を伝える際に役立つ、単語・フレーズ・会話をご紹介しました。
病状や病気を表す言葉は、万が一病院にかかる際にとても役立ちます。
この記事が、これからイタリアへ旅立つ方や、現地で困っている方のお役に少しでもなれば嬉しいです。
それでは、A presto(またね)!
▽こちらもおすすめ
緊急時に使える!助けを求めるイタリア語フレーズをシーン別にご紹介 イタリア語で時間・分の言い方一覧!前置詞を使った時刻表現やフレーズも