病院で使える!病気や病状を伝えるイタリア語の単語一覧表&活用フレーズ

病院で使える!イタリア単語42選

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Ciao!イタリア語を独学するamiです。

病院で症状や病状を伝えるイタリア語の単語を一覧表にまとめました。

医師に病状を伝えるイタリア語フレーズや、実際の会話例も載せています。

病気の症状をイタリア語で説明する場面で役立ちますので、ぜひ参考にしてください。

病院で役立つ!症状を伝えるイタリア語の単語一覧表

もしも具合が悪い時、病状を伝えるイタリア語を知っていれば、助けを求められます。

そこでここでは、病気の症状にまつわるイタリア語を以下の3つに分けてご紹介します。

ご紹介するイタリア単語

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それでは、見ていきましょう。

1.病院にまつわるイタリア語一覧表

まずは、病院でよく使われるイタリア語をご紹介します。

イタリア語名詞の性読み方日本語
ambulanzamウナンブランツァ救急車
ospedalemオスペダーレ病院
dottoremドットーレ(男性の)医者
dottoressafドットーレッサ(女性の)医者
medicomメディコ(男性の)医師
medicafメディーカ(女性の)医師
farmaciafファルマチーア薬局
ricetta medicafリチェッタ メディカ処方箋
iniezionefイニエッツィオーネ注射
pillolafピッロラ丸薬

もし怪我をした時でも、ambulanza(救急車)ospedale(病院)といった単語を知っていれば、すぐに助けを求めることができます。

また、dottore(医師)medico(医者)という名詞は、主語が女性の場合はdottoressa・medicaと女性名詞に語尾が変わる点に注意が必要です。

2.病状や病気・病名を表すイタリア語一覧表

病院で医師に症状を伝える単語を学びましょう。

イタリア語名詞の性読み方日本語
doloremドローレ痛み
nauseafナウゼア吐き気
vomitomヴォミト嘔吐
diarreafディアレア下痢
mal di testamマルディテスタ頭痛
dolori addominalimドローリィ アッドミナーリ腹痛
Colpo della stregaコルポ デッラ ストレーガぎっくり腰
infiammazionefインフィアンマッツィオーネ炎症
infartomインファルト心臓発作
polmonitefポルモニーテ肺炎
difficoltà a respirarefディフィコルタ レスピラーレ呼吸困難
pressione sangue altafプレッスィオーネ サングエ アルタ高血圧
allergiafアッレルジーアアレルギー
gastroenteritefガストロエンテリーテ胃腸炎
emorragiafエモッラジーア出血
emorragia nasalefエモッラジーア鼻血
febbrefフェッブレ ナサーレ
influenzafインフルエンツァインフルエンザ
coronavirus コロナウイルス
ami
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ぎっくり腰の「Colpo della strega」は、日本語訳で「魔女の一撃」という意味になります。

コロナウイルスが流行している近年では、

  • 熱(febbre)
  • 呼吸困難(difficoltà a respirare)
  • 肺炎(polmonite)
  • コロナウイルス(coronavirus)

などの単語を耳にすることが多いかと思います。

ニュースでもよく見かけるイタリア語ですので、これらの単語を知っていると役に立つでしょう。

3.体を表すイタリア語一覧表

どこが痛いのかを伝える時は、体の位置を示す必要があります。

そこで、体にまつわる単語をご紹介しますので、ぜひ活用してください。

イタリア語名詞の性読み方日本語
testafテスタ
gambafガンバ
piedemピエーテ
stomacoストマーコ
golafゴーラ
dentim.plデンティ
occhiomオッキオ
linguafリングア
orecchiomオレッキオ
manif.plマーノ
polmonemポルモーネ
cuoremクオーレ心臓
ventremヴェントレ
dorsomドルソ背中
ami
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「歯」や「手」という単語は、数本から成り立つことから複数形で表現される点に注意が必要です。

例えば、単数形はdente、manoですが、複数形の場合はdenti、mamiとなります。

「右の~」「左の~」を表すイタリア語の言い方

イタリア語で「右の~」はdestro、「左の~」はsinistroです。

たとえば、右と左に分けて体の一部を言う場合は、

  • 右の手:mano destro
  • 左の手:mano sinistro
  • 右の耳:orecchio destro
  • 左の耳:orecchio sinistro

と表すことが可能です。

イタリア語で体や健康にまつわる単語がまとめられている、こちらのテキストもおすすめです。

日常生活や緊急時に役立つ3700語のイタリア語が、この一冊で分かりますのであわせてご活用されてみてください。

病状を伝え、助けを求めるイタリア語フレーズ

ご紹介した単語を活用して、症状や病状を伝えるイタリア語のフレーズも見ていきましょう。

以下の3項目に分けてフレーズを解説していきます。

ご紹介するフレーズ

気になるフレーズをクリックすると見出しにジャンプします。

「頭が痛い」「気分が悪い」などの伝え方や、「救急車を呼んでください」などのお願いする言い方などが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

1.症状・病状を伝えるイタリア語のフレーズ

症状・病状を伝えるイタリア語のフレーズ

症状や病状を伝えるイタリア語のフレーズから見ていきましょう。

Ho mal di~

~が悪い(痛い)です

Ho mal di~のあとに体の単語を入れると、「〇〇が痛い」と表現できます。

たとえば、

Ho mal di stomaco.

→胃が痛いです。

Ho mal di gola.

→喉が痛いです。

Ho molt mal di testa.

→頭がとても痛いです。(※molt=とても)

これらのように、体を表す単語をHo mal diのあとに入れるだけで、痛いところを伝えることが可能です。

症状や病状を伝えるイタリア語フレーズ

その他の症状や病状を伝えるイタリア語フレーズも見ていきましょう。

・Sono malato.

→気分が悪いです。

・Ho la febbre.

→熱があります。

・Ho difficoltà a respirare.

→呼吸が苦しいです。

・Sono allergico al grano saraceno.

→私は蕎麦のアレルギーです。

・Sono allergico all’uovo.

→私は卵のアレルギーです。

・Ho la tosse e il mal di gola.

→咳があり、喉も痛いです。

・A volte ho dolore alla schiena.

→私は時々背中が痛みます。

汎用的に使えるフレーズは「Mi fa male qui.」です。

日本語訳で「ここが痛いです」の意味で、単語を忘れても、指をさして痛い所を伝えることができます。

処方箋・薬をお願いするイタリア語のフレーズ

薬局で薬が必要な場合は、こちらのフレーズが役立ちます。

・Posso avere delle medicine ?

→薬をいただけますか?

・Può indicarmi una farmacia ?

→薬局はどこですか

2.救急車・医者を呼ぶイタリア語のフレーズ

救急車・医者を呼ぶイタリア語のフレーズ

ここからは、こちらの3つのシチュエーション別に、助けを求めるイタリア語フレーズをご紹介します。

  • 「救急車を呼んでください」のイタリア語フレーズ
  • 「医者を呼んでください」のイタリア語フレーズ
  • 「病院はどこですか?」のイタリア語フレーズ

それでは、見ていきましょう。

①「救急車を呼んでください」のイタリア語フレーズ

何かを呼び寄せる時は、これらのイタリア語が使えます。

per favore:お願いします

chiamare:呼ぶ

ambulanza:救急車

実際の活用例も見ていきましょう。

・Per favore, chiamate un’ambulanza.

→救急車を呼んでください。

・Può chiamare un’ ambulanza, per favore?

→救急車を呼んでいただくことは可能ですか?

②「医者を呼んでください」のイタリア語フレーズ

・Può chiamare un medico/dottore, per favore?

→医者/医師を呼んでいただくことは可能でしょうか?

・Per favore, chiamate un medico/dottore.

→医者/医師を呼んでください。

③「病院はどこですか?」のイタリア語フレーズ

場所を尋ねる時は、こちらのフレーズが使えます。

Dov’è~(~はどこですか?)

・Dov’è l’ospedale?

→病院はどこですか?

・Dov’è il pronto soccorso più vicino?

→一番近い救急病院はどこですか?

タクシーに乗って運転手に行き先を伝える時は「Può portarmi in ospedale」でOKです。

日本語訳で「病院へ連れていってください」です。

語尾に「per favore(お願いします)」も加えれば、丁寧な表現で伝えられます。

→Può portarmi in ospedale, per favore?

3.医者・医師の診断にまつわるフレーズ

医者・医師の診断にまつわるフレーズ

病院での問診で、医師が何を言っているのか理解するために、よくある質問や診断結果のイタリア語フレーズをまとめました。

問診で聞かれるイタリア語フレーズ

まずは、問診で聞かれるイタリア語フレーズをご紹介します。

・Come posso aiutarla?

→どうしましたか?

・Dove le fa male?

→どこが痛みますか?

Quali sono i sintomi?

→どのような症状がありますか?

・Hai la tosse?

→咳がでますか?

・Prova dei dolori?

→痛みはありますか?

・Per favore, si sdrai sul lettino.

→診察台の上に横になってください

診断結果にまつわるイタリア語フレーズ

・le darò una ricetta per la farmacia.

→処方箋を出します。

・le darò alcune medicine.

→お薬を出します。

・le farò un iniezione.

→注射をします。

【実践編】病院で患者と医者によるイタリア語会話の例

【実践編】病院で患者と医者によるイタリア語会話の例

病院で役立つ単語やフレーズは、覚えられたでしょうか?

ここからは実践編として、病院で医者と患者による対話の例もご紹介します。

実際の会話のイメージが湧きますので、ぜひ参考にしてください。

患者:Buon giorno.(こんにちは)

医者:Buon giorno.Come posso aiutarla?(こんにちは。どうなさいましたか?)

患者:Sono malato.(気分が悪いです)

医者:Quali sono i sintomi?(症状は何でしょうか?)

患者:Il mal di gola e ho difficoulà a respirare.(喉が痛くて、呼吸が苦しいんです)

医者:Hai la febbre?(熱はありますか?)

患者:Ho la febbre alta.(高熱があります…)

医者:Da quanto tenpo si sente così?(その症状はどのくらい続いていますか?)

患者:Tre giorni, ma ora sta peddiorando. Qual è la diagnosi?(3日間続き、今でも悪化しています。診断結果は何でしょうか?)

医者:Sembra che lei abbia l’influenza.(インフルエンザのようです)

患者:Cosa dovrei fare?(どうすれば良いのでしょうか)

医者:Le darò alcune medicine et dovrebbe stare a riposo.(お薬を出しますので、安静にしてください)

患者:La ringrazio, dottore/dottoressa.(先生、ありがとうございます)

医者:Prego, Arrivederci.(どういたしまして。さようなら)

まとめ

この記事では、病院で症状や病状を伝える際に役立つ、単語・フレーズ・会話をご紹介しました。

病状や病気を表す言葉は、万が一病院にかかる際にとても役立ちます。

この記事が、これからイタリアへ旅立つ方や、現地で困っている方のお役に少しでもなれば嬉しいです。

ami
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それでは、A presto(またね)!

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