記事内に広告(PRなど)を含む場合があります。
こんにちは、あみです。私は子宮がん検診を受け始めてから5年間「異常あり」の結果が続き、6年目に円錐切除術を受けて、完治しました。
子宮頸がん検診で診断された方の中には、
「子宮頸がんはいつ治るの?」
「いつまで不安な状態が続くのだろう…」
「完治するための何か手段はないの?」
このような、私と同じ悩みを抱えている方も多いかと思います。
そこでこの記事では、筆者の体験談をもとに、子宮頸がんが完治するまでの期間と症状について詳しくまとめました。
あくまでの筆者の体験談であり一つの参考例に過ぎないのですが、『完治する』という事実があることに、
もしも今不安を感じている方が、少しでも希望を持っていただけると幸いです。
子宮頸がん検診あり
【体験談】中等度・高度異形成から完治するまでの期間
まず初めに、私が体験した子宮頸がんが完治するまでの期間をまとめてご紹介します。
体験談│子宮頸がんが完治するまで
- 2015年1月:子宮頸がん検診で中等度異形成(CIN2)と診断
- 2021年2月:子宮頸がん検診で高度異形成(CIN3)と診断
- 2021年3月:子宮頸部円錐切除術を受ける
- 2021年6月:子宮頸がん検診で異常なしと診断
- 2021年12月:子宮頸がん検診で異常なしと診断
筆者の場合、子宮頸がん検診で中等度異形成(CIN2)と診断されてから完治するまでに、約6年間かかりました。
ちなみに自然治癒では回復しませんでした。
子宮頸部円錐切除術(子宮の入り口の部分を取り除く手術)を受けて、完治に至ります。
次の章からは、時系列の順に完治するまでの流れを詳しく解説していきます。
一期.はじめての子宮頸がん検診で中等度異形成(CIN2)が見つかる
はじめて子宮頸がん検診を受けたのは、以下のような体調不良を感じて、産婦人科を訪れた時でした。
- 茶色いおりものが出る
- おりものが臭う
- 生理期間ではないのに出血がある
今まで経験したことのないようなおりものが見られ、臭いもとても強いため、違和感を感じていました。
そこで産婦人科の先生に相談したところ、子宮頸がん検診の受診を勧められます。
【検診の結果】
人生で初めて受けた子宮頸がん検診は、「精密検査が必要」という結果でした。
その後、コルポスコープ検査という精密検査を受けて、中等度異形成(CIN2)と判明しました…
中等度異形成(CIN2)は4年経っても完治しなかった…
結果が報告された当日、担当医からはこのように言われました。
中等度異形成(CIN2)は自然に治る方が多いので、定期的に検診を受けて様子を見ましょう。
担当医からは、とりあえず定期検診を受けて様子をみる、という診断を受けました。
それからというもの、3~4ヶ月おきに子宮頸がん検診を受け続けます。
しかし4年が経過しても診断結果は変わらず、中等度異形成(CIN2)のままでした…
中等度異形成(CIN2)は自然に消えていく方も多いと言われる一方で、私のように何年も治らないケースもあります。
今、自分の子宮はどうなっているのか、という現状を確かめるためにも、定期的に検診を受け続けることをおすすめします。
自分の体をケアしてあげられるのは自分だけだと実感しました。
ひとりで悩んでおられる方へ
産婦人科系の悩みはデリケートな話題になりますので周囲の人に相談しづらく、私を含めひとりで悩んでおられる方も多いです。
「周囲の人に相談相手がいない」
「不安で仕方がない…」
ひとりでお悩みの方は、気軽にいつでも電話相談できる「ココナラ電話相談」を活用されてみてください。
傾聴のスキルを持つカウンセラーや、お悩み相談のプロの方が親身に話を聞いてくださるので、安心して悩みを打ち明けることができます。
電話を終えたあとは、一人で抱え込んでいた不安がスッと消えていくように、気持ちが軽くなるでしょう。
ひとりで抱え込んでしまうクセがあり、「スランプに落ちてしまいそう…」と感じる時はいつもココナラ電話相談で話を聞いてもらい、元気をもらっています。
相談される相手は自由に選べますので、お気に入りのカウンセラーに出会えた際には心強い味方になります。
二期.高度異形成(CIN3)と診断される
子宮頸がん検診を受け続けて5年目の頃です。
完治するかと思っていた中等度異形成(CIN2)は、高度異形成(CIN3)へと変わっていました。
【担当医による診断内容】
担当医のメモをまとめると、このような内容です。
子宮頸部の検査で、高度異形成(CIN3)が見られました。手術の対象になりますので、ご検討ください。
CIN3は、CIN2よりも状態が悪化した細胞のことです。
学会の推奨によれば、CIN3は「子宮頸部円錐切除」の対象とも言われています。
さらに詳しく聞いたところ、子宮頸部(子宮の入り口のところ)には、CIN2とCIN3の細胞が複数個見られたそうです。
かかりつけ医の医師の話をもとに、異常が見られた細胞の位置を自分でまとめたのがこちらです。
【検診結果をイラストで表したもの】
正面から見た図(左)と、横に広げた時(右)の2つを描いています。
1つは広い範囲にわたるCIN2の細胞。もう1つは時間をかけてCIN2からCIN3へと変化した細胞が見られたそうです。
この時はじめて、「異常が見られる細胞は、1箇所とは限らないのか…」という事実を知りました。
高度異形成(CIN3)と診断されて円錐切除術を決める
高度異形成(CIN3)という診断を受けて、担当医からは「円錐切除術」と呼ばれる手術をすすめられます。
私の場合ですが、4年も完治せず、さらに5年目にも突入していたため、手術を受ける以外の選択肢は自分の中では考えられませんでした…
そして円錐切除術を受けることを医師に伝え、手術の準備が進みます。
円錐切除術の様子については、こちらの記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
【ブログ】二泊三日の手術の様子!円錐切除術の流れや費用について 費用はいくら?子宮頸部の円錐切除術でかかった金額をすべて公開!三期.円錐切除術を受けてようやく完治
子宮頸部の円錐切除術を受けて、ここでようやく完治に至ります。
円錐切除術後は3~6ヶ月ごとに子宮頸がん検診を受けたのですが、全て異常なしと診断されました
【体験談│術後の検診期間】
- 2021年3月:円錐切除術を受ける
- 2021年6月:子宮頸がん検診→異常なし
- 2021年12月:子宮頸がん検診→異常なし
- 2022年8月:子宮がん検診→異常なし
術後1回目の子宮頸がん検診は、異常が見られませんでした。
【検診の結果】
そして術後2回目、3回目の検診でも異常は見られませんでしたので、着実に回復へ向かっていることが分かります。
結果として円錐切除術を受けて本当に良かったと、今では感じています!
定期的に検診を受けて早期に発見できたからこそ、完治までの戻りが早かったのだと思います。
円錐切除術を受けるメリットを根気強く話してくださった担当医に、今ではとても感謝しています。
【悲報】子宮頸がんで保険の加入を断られる…
子宮頸がんと診断されたために、これまで入りたい保険に加入できずにいました。
「円錐切除術の前に保険に加入しておけばよかった」
「今後も何があるか分からないから保険加入しておきたい」
そんな気持ちをずっと抱えていました。
そして、ようやく子宮頸がんが完治したため保険に申し込んだのですが、加入を断られてしまいました…
失敗談はこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。
【ブログ】子宮頸がんでも保険に入れる?失敗談とおすすめの探し方をご紹介病院での性病検査に抵抗がある人へ
- 性病検査を受けて不安を解消したい
- 家族にバレずに性病検査したい
- 病院で検査を受けるのに抵抗がある
- 忙しくて病院へ行く時間がない
- 定期的に気軽に検診を受けたい
家族や周りに知られずに、性病検査が行えたら安心ですよね。
わざわざ病院へ行かずとも、自宅で性病検査が行える「さくら検査研究所」の検査キットがあります。
検査の結果は、オンライン上で簡単に確認できるため、病院へ結果を聞きに行く手間もかかりません。
どんな症状を検査できるの?
「さくら検査研究所」の検査キットでは、以下の通り幅広い症状を調べることができます。
- 子宮頸がん検査
- 梅毒検査
- HIV検査
- クラミジア検査
- カンジダ検査
- トリコモナス検査
- 淋菌検査
- B型肝炎検査
- C型肝炎検査、など
子宮頸がん検診や梅毒検査など、自宅で気軽に検査が行えます。
このほか、ご紹介していない検査項目もあり、詳しくは下記よりご覧いただけます。
プライバシーは守られる?
「さくら研究所」の性病検査は、プライバシーマークを取得しているため、個人情報の保護が守られています。
また、検査キットの受け取りを自宅に指定してしまうと、同居している家族に知られてしまう可能性がありますが、
指定した郵便局で荷物を受け取れる方法もあるので、安心して、誰にも知られずに検査キットを受け取れます。
さらに、梱包も中身が分からない配慮がされているため、配達者にも知られることはありません。
郵送の検査キットを使う流れは?
郵送で性病検査を行う流れは、以下の通りです。
- 検査キットを申し込む
- キットを受け取る
- 自分で検査を行い返送する
- オンラインで結果を確認する
検査キットの申し込みは、電話・FAX・オンラインの3つから選べます。
病院へ行かずに、性病の検査から結果の確認まで行えるので、検査の負担が少ないです。
下記ボタンより「さくら検査研究所」の公式サイトを確認できますので、不安な方は一度ご覧になってみてくださいね。
この記事を通して、一人でも多くの女性が救われますように。
まとめ
この記事では、子宮頸がんと診断されてから完治するまでの、筆者の実体験をご紹介しました。
子宮頸がんと診断され、「いつ完治するのだろうか…」と常に不安を感じていた5年間。
6年目にして円錐切除術を受けることを決め、その後すぐに子宮頸がんが完治しました。
筆者の実体験はあくまでも参考例の一つにすぎませんが、このように円錐切除術を受けることで、完治するケースもあります。
また、定期的に子宮頸がん検診を受けていたからこそ、細胞の変化に気づくことができました。
もしも今、子宮頸がんで悩んでいる方がこの記事を読み、
「子宮頸がんは完治するケースもある」
「子宮頸がん検診は定期的に受けておこう」
という希望や考えを持っていただければ嬉しいです。
▽こちらもおすすめ
【ブログ】二泊三日の手術の様子!円錐切除術の流れや費用について 費用はいくら?子宮頸部の円錐切除術でかかった金額をすべて公開! 子宮頸がん検診をまだ受けていない方へ|検診の流れ&失敗エピソード【ブログ】