子宮がん検診を受けていない人へ|痛い目にあったわたしの失敗談【ブログ】

子宮がん検診を受けていない人へ|痛い目にあったわたしの失敗談【ブログ】

こんにちは、amiです。

過去に15回以上の子宮がん検診を受診してきましたが、初めは検診を受けるまでかなり時間がかかりました。

そこで自分の失敗談をもとに、「子宮がん検診まだ受けてない…」という方に検診についてまとめました。

そもそも子宮がん検診とは?

SNSで子宮がん検診を勧める情報を見かけたことがあるかもしれません。

子宮がん検診の特徴は、

  • 子宮付近の細胞が正常かどうかを検査する
  • 基本的に2年に1回を推奨されている

などが挙げられます。

女性の体は、性行為や生活習慣などにより、子宮の細胞ががん化するケースがあります。

そのため定期的な検査によって、早期発見やリスク回避ができます。

子宮がん検診はどこで受けられるの?【A.産婦人科】

子宮がん検診は、産婦人科で受けられます。

産婦人科で受診する方は、病院に予約を取ってから行くことをおすすめします。

予約なしで受けられるケースもありますが、予約しておいた方がスムーズです。

予約しないと子宮がん検診を受けられない病院もあるので、気を付けてくださいね。

ほかには、県や市が用意するバスドッグ(検診バス)でも検診を実施しています。

こちらは日程が決められているため、すぐに検診を受けたい人には向いていません。

子宮がん検診を受けなくても大丈夫?痛い目にあった本当の話

【体験談】子宮がん検診を受けなくても大丈夫?で痛い目にあった話

ここからは、私の体験談に少しだけお付き合いください。

数年前のある日のこと…

子宮がん検診のクーポンが家のポストに入っていました。

ピンク色の紙にカラフルな字で「20歳以上の女性は子宮がん検診を受診しましょう」のメッセージ。

今は仕事も遊びも忙しいし、病院に行く暇なんて少しもない。そんな時間とお金があったら好きなことに使いたいよね。

そんなことを思いながら、紙を引き出しの奥にしまいました。

それから2年間、私は引き出しから検診の紙を出すことなく、存在をすっかり忘れていました。

いつも通り仕事でせわしなく働いていたある日のこと。

職場のデスクに腰かけた自分の下腹部から、異様な臭いを感じます。

イカや魚が腐ったような、とても人を不快にさせる臭いでした。

不安が込み上げて仕事どころではなくなり、その日の午後は有休を使い産婦人科に駆け込みました。

産婦人科を受診して初めて、自分の子宮が何らかの病気にかかっていることに気づきました。

医師からは、「子宮がん検診を受けなさい」この一言だけ。

あと一歩遅れていたら、後戻りできない場所に居たのです。

子宮がん検診の診断結果は「異常あり」でした。

さらに精密検査を受けて、中等度異形成(CIN2)と分かりました。

この後、定期的な検査を受け続け、数年後には高度異形成(CIN3)とステージが上がりました。

自分の体なのに自分でも分からないことがあるのだと、この時身をもって感じました。

どうか子宮がん検診を軽んじることなく、後戻りできない状態になるまえに検診を受けに行ってください。

▽その後の経過

【ブログ】子宮頸がん検診の結果|治る可能性があるという事実【ブログ】円錐切除術から2年|子宮頸がん検診の結果が届きました

子宮がん検診はクーポンや払い戻し制度を活用しよう

子宮がん検診はクーポンや払い戻し制度を活用しよう

子宮がん検診はクーポンが積極的に発行されているため、安く受診できます

全額無料のクーポンもあれば、一部を割り引いてくれる制度などさまざまです。

全額実費で受ける必要がないため、初めての方でも受診しやすいのが特徴です。

ちなみに私も先月、子宮がん検診を受診してきました。

ちなみに私も先月、子宮がん検診を受診してきました。市のクーポンを使用したため、自己負担額は約1,000円ほどでした!

検診と聞くと「高そう…」と感じますが、クーポンを使えば価格は無料~1,500円前後で受けられます

思っていたよりも安いですよね。

【注意】全額実費で検診をうけると7,000円~1万円かかる

子宮頸がん検診を申し込むときは、後ほどご紹介する割引されるクーポン券を使うべきです。

その理由は、クーポンなしに検診を申し込むと、保険適用にならない場合が多く、費用が7,000円~1万円かかるからです。

以前わたしが産婦人科の窓口で言われたことは、

「対象のクーポン券や他病院の紹介状などがなければ、検診は保険適用外で7,000円~1万円かかりますが良いですか?」でした。

まったくよくありません。せっかく勇気を振り絞って検診へ行ったのに、お会計が高額と聞いてやるせない気持ちになってしまいました。

次の章でクーポン券についてご紹介しますので、安く子宮頸がん検診をうける方法をぜひ知っておきましょう。

子宮がん検診の割引を受け取る流れ

子宮がん検診のクーポンが届いているという方は、ぜひそちらをご利用ください。

紙を「失くしてしまった…」「見当たらない」という方のために、私がいつも発行している方法をご紹介します。(私もよく紙を失くします…)

【市役所でクーポン券をもらう方法】

※子宮がん検診のクーポンが手元にない方が対象

1.最寄りの市役所の健康課に電話
2.子宮がん検診を受けたい旨を伝える
3.「記入用紙を下記に来て」と言われるので市役所へ行く
4.後日クーポンが家に届く

市役所の「健康課」の名称は場所によってことなり、

  • 健康づくり増進課
  • 健康増進課
  • 健康福祉課

などと呼ばれるので確認されてみてくださいね。

【日本対がん協会からクーポンをもらう方法】

※市の割引制度を利用しない方が対象

1.日本対がん協会のクーポンに応募する
2.デジタルクーポンを受け取る

日本対がん協会のクーポン情報はこちら

【自費で払った後、払い戻し金を請求する方法】

※検診を受けた後に払い戻しを申請する方が対象

1.最寄りの市役所に電話
2.子宮がん検診の払い戻し制度があるかを確認する
3.用紙に記入をして払い戻しを申請する

払い戻しを実施していない都道府県もあるのでご注意ください!

子宮がん検診を全額自己負担の場合、約7,000円~1万円ほどかかります。

払い戻し制度を実施していないケースもあるため、先にクーポンを発行してから受診されることをおすすめします。

市役所に相談すると丁寧に教えてもらえる

最寄りの市役所に相談をすると、子宮がん検診のクーポンについて丁寧に教えてもらえます。

市役所では、子宮がん検診以外にも、乳がん検診・大腸がん検診・がん検診などの様々な検診のクーポン券を発行しています。

ですから、決して恥ずかしいことではありません。

ごく当たり前の検診で、多くのひとが利用しているものなのです。

分からないことはぜひ市役所の「健康課」に相談されてみてくださいね

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