子宮頸がん検診をまだ受けていない方へ|検診の流れ&失敗エピソード【ブログ】

子宮がん検診を受けていない人へ|痛い目にあったわたしの失敗談【ブログ】

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こんにちは、amiです。

私は過去に15回以上の子宮がん検診を受診してきましたが、

初めての時は「手続きが面倒そう…」と思い、検診を受けるまでかなり時間がかかりました。

そこで自分の失敗談を交えながら、子宮頸がんの検診方法についてまとめました

「子宮がん検診をまだ受けていない」という方は、受信の流れが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも子宮がん検診とは?

「子宮がん検診」とは、子宮入り口の細胞が正常であるかを確かめる検査です。

綿棒やブラシのようなものでこすり、細胞を採取します。

あみ
あみ

検査は痛くないと感じています。

ただ、出血しやすい場所なので、検診後に血が出ることもあるので、ナプキンを持参すると帰り道が安心です。

子宮付近の細胞は、性行為や(性行為をしていなくても)生活習慣などでがん化する可能性があると言われています。

そのため、定期的な検査で早期発見による治療や、リスク回避の確率が高められます。

子宮がん検診はどこで受けられるの?【答え|産婦人科】

子宮がん検診とは

子宮がん検診は、産婦人科で受けられます。

産婦人科で受診する場合、検診を受ける旨を伝えて、予約を取ることをおすすめします。

あみ
あみ

子宮がん検診は、一般的に保険適用にならないので注意してくださいね。

これから検診を考えている方は、記事後半でご紹介するクーポン券をご紹介していますので、最後まで読み進めてくださいね。

過去の検診で「異常あり」と診断されたら保険適用になる

過去に子宮がん検診を受け、「異常あり」と診断された場合は保険が適用されます。

あみ
あみ

私も「異常あり」と判断されてから、クーポン不使用で子宮がん検診が保険適用になりました。

子宮頸がん検診の費用は約1,000円、細胞の精密検査を受けるときは2500円ほどで受けられました。

子宮がん検診を保険適用せずに行うと1万円ほどかかるので、次にご紹介するクーポンの活用がおすすめです。

子宮がん検診を安く受ける2つの方法

子宮頸がん検診を安く受ける方法

子宮がん検診は保険を使わない場合7,000円~1万円かかります。

しかし実際は子宮がん検診を多くの人に受けてもらえるように、さまざまな割引があります。

検診を安く受ける3つの方法

1.市役所・区役所でクーポン券を発券してもらう

2.日本対がん協会のオンライン公式サイトでクーポンをもらう

3.後払い制度を利用する

順に解説しています。

1.市役所・区役所でクーポン券を発券してもらう

子宮頸がんのクーポン券が市役所や区役所から発行されています。

クーポンの利用で、無料または約1,000円で受診することが可能です。

あみ
あみ

ちなみに私も先月、子宮がん検診を受診してきました。市のクーポンを使用したため、自己負担額は1,100円でした!

発券の手順はこちらです。

市役所で発券する流れ

1.お住いの市役所・区役所に問い合わせて申請方法を確認する

2.専用の申請用紙を記載して提出する

3.後日クーポン券が自宅に届く

市役所の「健康課」の名称は場所によってことなり、

  • 健康づくり増進課
  • 健康増進課
  • 健康福祉課

などと呼ばれるので確認されてみてくださいね。

2.日本対がん協会のオンライン公式サイトでクーポンをもらう

オンライン上で検診費用が安くなるクーポンを発券することも可能です。

オンラインで発券する流れ

1.日本対がん協会の公式サイトからクーポンを申し込む

2.デジタルクーポンを受け取る

ただし、発券の際に配布対象者が限定されていますので注意が必要です。

クーポン対象者に該当するかサイト上での確認が必要です。もし該当しない場合は、上記でご紹介した市役所・区役所でクーポン発券をおすすめします。

2.後払い制度を利用する

受診した後に、後払い制度の利用で返金されるケースもあります。

後払い制度利用の流れ

1.最寄りの市役所・区役所に「後払い制度」があるかどうかを問い合わせる

2.制度が適用される場合、その旨を産婦人科に伝えて検診を受ける

3.専用の用紙に記入をして払い戻しを申請する

払い戻し制度を実施していないケースが多いので、注意が必要です。

払い戻しを実施していない都道府県もあるので、受診前にかかりつけの病院に必ずご確認ください

【失敗談】保険適用外で子宮検診を受た結果

自己負担で子宮がん検診を受けた結果

保険適用外で子宮がん検診を受けることも可能です。

あみ
あみ

子宮の痛みが辛いので病院へ行きました。出血と臭いがあったため、クーポン券はありませんでしたが、医者に勧められその場で子宮がん検診を受けました。

お会計時に渡された請求書の金額は、保険適用外のため1万円を超えていました…!

基本的に、子宮がん検診を保険適用外で受けることはありません。

しかし症状が現れているなどやむを得ない際は、私のように検診を勧められるケースもあります。

病院側からは、保険適用外になる際に注意喚起として一声かけてくれるはずですので、クーポン券のことなどを支払い前に相談してみるのもおすすめです。

子宮がん検診を受けなくても大丈夫?痛い目にあった失敗談

子宮頸がん検診の失敗ブログ
ami
ami

ここからは私の失敗談のエピソードをご紹介します。

「検診は受けなくても大丈夫」と感じている方に向けて書かせていただきました。

数年前のとある日のことです。

自宅に帰りポストを空けると、市役所からの一通の手紙が届いていました。

中身を取り出すと、ピンク色の紙にカラフルな字で「20歳以上の女性は子宮がん検診を受診しましょう」のメッセージ。

今は仕事も遊びも忙しいし、病院に行く暇なんて少しもない。そんな時間とお金があったら好きなことに使いたいよね。

そんなことを思いながら、紙を引き出しの奥底にしまいました。

それから2年間、私は引き出しから検診の紙を出すことなく、存在をすっかり忘れていました。

いつも通り仕事でせわしなく働いていたある日のこと。

職場のデスクに腰かけた自分の下腹部から、異様な臭いを感じます。

イカや魚が腐ったような、とても人を不快にさせる臭いでした。

不安が込み上げて仕事どころではなくなり、その日の午後は有休を使い産婦人科に駆け込みました。

産婦人科を受診して初めて、自分の子宮が何らかの病気にかかっていることに気づきました。

医師からは「子宮がん検診を受けなさい」この一言だけ。

あと一歩遅れていたら、後戻りできない場所に居たのです。

子宮がん検診の診断結果は「異常あり」でした。

さらに精密検査を受けて、中等度異形成(CIN2)と分かりました。

この後、定期的な検査を受け続け、数年後には高度異形成(CIN3)とステージが上がりました。

自分の体なのに自分でも分からないことがあるのだと、この時身をもって感じました。

どうか子宮がん検診を軽んじることなく、後戻りできない状態になるまえに検診を受けに行ってください。

その後の経過は、こちらの記事でもご紹介しています。

【ブログ】子宮頸がん検診の結果|治る可能性があるという事実 【ブログ】円錐切除術から2年|子宮頸がん検診の結果が届きました

最後に

子宮頸がん検診は、クーポン券を使えば安く受けることができます。

もしクーポン券が発行されない場合でも、費用は高くなりますが実費で受けることが可能です。

定期的な診断で未然に病気を防げますので、未だ検診を受けていない方はぜひ受診してみてくださいね。

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